潰瘍性大腸炎の食事・生活

レタスは、柔らかい葉を活かし、具材を巻いて食べることができる食材です。サラダもいいですが、お肉や野菜などを巻いて食べることで、潰瘍性大腸炎の食事を楽しくさせてくれます。ただ、食中毒のリスクが若干高いので、注意が必要です。

蜆（しじみ）は、肝臓を助け、アルコールを分解してくれますが、蜆に含まれている鉄分を分解する際に、肝臓に負担をかけており、薬を多く飲んでいる潰瘍性大腸炎にとっては、治療に影響する恐れがあります。食事にする際は、少量にしてください。

ささみは、脂質や食物繊維がほとんど無いので、潰瘍性大腸炎にとっては、安心できる貴重なお肉です。淡白な味なので、工夫する必要はあり、体調や食べ過ぎにも注意する必要はありますが、満足できる食事に仕上げてくれるかと思います。

野菜ジュースは、潰瘍性大腸炎にとっては、野菜の悪い部分を取り除き、良い部分のみを残した、非常にうれしい飲み物で、食事以外でも簡単に野菜が取れます。ただ、糖質がやや高いので、飲み過ぎないようにしてください。

筍（たけのこ）は、味も美味しい上に、食感で食事を楽しくしてくれるため、潰瘍性大腸炎の癒しとして活躍してくれます。ただ、えぐみを取る手間や、食物繊維が豊富のため、炎症があるうちは、食べない方がいいかもしれません。