他の食材を巻いて食べられる野菜です。
今回のテーマは
レタス
です。
キャベツと同じような見た目ですが、食べてみると、食感や味が全然違う食材で、スープにも炒め物によく合います。緑色で葉っぱなので、これだけでもサラダに見えますが、他の色とりどりの野菜を組み合わせれば、非常にカラフルなサラダに仕上げてくれます。そんなレタスについて調べてみました。
巻いて食べられる
食べる葉の部分は、とても柔らかく、1枚も大きいため、具材を挟んだり、巻いて食べることが可能な食材です。具材も、お肉をはじめ、他の野菜や調味料も相性がいいので、栄養価の高いレタスで巻いたサラダを作ることができます。
水分の多い野菜で、脂っこい食材をさっぱり食べることができますが、味が薄くなる恐れもあるので食べる際は、若干工夫が必要かもしれません
免疫力をアップさせる
ビタミンAやビタミンCが豊富が豊富にあり、体の中と外の免疫力をアップさせる効果があります。風邪を予防できるほどの効果はありませんが、野菜であるジャガイモや人参(にんじん)また、果物である林檎(リンゴ)などと一緒に食べれば、栄養価の高いサラダとなり、免疫力アップに期待できます。
不眠を解消するかも
レタスには、鎮静作用の効果があり、ストレスや興奮などを落ち着かせ、睡眠の質を上げる効果があるそうです。少量のため、劇的に効果があるわけではありませんが、潰瘍性大腸炎の生活は、不安やストレスも多いので、多少楽になるかもしれません。
消化は悪い
脂質はありませんが、食物繊維が多いので注意です。特に不溶性食物繊維が多いので、食べ過ぎると、炎症の悪化や再燃する可能性があります。
食べる際は、消化を良くするため、若干工夫する必要があります。
体調を崩す恐れがある
水分が非常に多く、全体の約95%を占めている食材で、不溶性食物繊維もあるので、トイレに行く回数が増える恐れがあります。最悪、食べ過ぎると下痢になる恐れもあるので、注意が必要です。
料理する場合
できればその日に食べる
水分を多く持つ食材であり、あまり保存期間が長くないため、鮮度が落ちやすい食材です。3日程度で、変化が見られ、食中毒のリスクが高くなります。
食べる分だけ、購入するか、冷凍保存して、数日で食べるようにしてください。
出来れば火を通す
生でも食べられますが、大腸の負担や食中毒のリスクを考えて、一度火を通すことをオススメします。そうなると、サラダには不向きになってしまいますが、炒め物やスープなどの具材にも利用できるので、そちらで食べることをオススメします。
スープの具材がオススメ
レタスを茹でたりすると非常に柔らかくなり、食べやすく、消化もいいので、スープにするのがオススメです。また、スープは、レタスの栄養素も余すことなく食べることができます。
意外にも和風の出汁でも合うので、味噌汁の具材として食べるのもいいかもしれません。
その他の注意点
小さくしてから使う
そのまま食べるよりは、多少消化が良くなります。
調味料に注意
単体では、物足りない味なので、調味料の使い過ぎに注意です。
よく噛んで食べる
負担や再燃のリスクを抑えるため、意識してみてください。
体調が悪い場合は食べない
さらに悪化する恐れがあるので避けてください。
評価
Good評価(多いほど良い評価です)
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
栄養 価値 | 免疫力をアップさせるビタミンが豊富 脂質は無いが、食物繊維があるので注意 | |
料理の 種類 | サラダなどの具材以外にも巻いて食べられる さっぱりした味になる | |
消化の 良さ | 不溶性食物繊維が豊富で消化が悪い 食べ過ぎに注意 |
Bad評価(多いほど悪い評価です)
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
料理の 手間 | ちぎってそのまま使えるため、手間はほとんどかからない 鮮度が落ちやすいので注意 | |
再燃 しやすさ | 不溶性食物繊維が悪化させる恐れがある 食べすぎに注意! | |
その他の 危険 | 再燃以外は危険は少ない 食中毒によるリスクだけ注意 |
まとめ
総合評価: 一口だけ 一度に多くは食べない
柔らかい葉を食べる野菜で、サラダにするのもいいですが、お肉を巻いて食べれば、さっぱりとした味になります。また、栄養価もビタミンAとビタミンCが豊富にあり、免疫力を外と内からアップさせてくれる食材で、潰瘍性大腸炎にとっては、うれしい食材です。
ただ、残念ながら不溶性食物繊維が多いため、消化が悪く、炎症を悪化させるリスクがあります。また、それ以外にも、食中毒のリスクもあり、早く食べるか、一度火を通すなど、工夫する必要があります。
具材を巻いて、栄養価の高い食事ができるので、もう少し評価を上げたかったところですが、やはり、炎症の悪化、食中毒のリスクがあり、工夫する必要があるため、このような評価になりました。
炎症があるうちは、食べない方がいい食材ですが、巻いて食べることができる点では、楽しい食事に仕上がり、料理の幅を広げてくれる頼もしい食材ではないかと思います。栄養価も悪くないので、炎症が落ち着いたら、1つの候補として、ぜひとも活用してみてください。
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