暑い日に外で活動する時は、必須アイテムです。
今回のテーマは
スポーツドリンク
です。
スポーツなどの激しい運動や、汗をかくほど暑い日に飲むと最高に美味しいです。特に夏の場合は、熱中症対策にもなり、熱くなった体を冷やしてくれる効果もあります。とはいえ、非常に飲み過ぎてしまう傾向があるので、潰瘍性大腸炎にとっては、どんな影響があるのか調べて見ました。
水分補給には最適
汗をかくと、水分などが体から失われますが、その水分を補給と共に、吸収を高める効果も含まれているため、水を飲むよりも、早く体に浸透させる効果があります。他にも、汗で失われた塩分も補給できるようになっているため、汗により失われた栄養素を、補給させるのには最適な飲み物になっています。
熱中症予防になる
汗は、体温の熱を逃がす効果がありますが、少しずつ、失われるため、効果が弱くなり、結果、体が高温になった状態である、熱中症になる可能性があります。スポーツドリンクは、その汗による、体温調整の機能を維持と、冷たい飲み物による、体を冷やす効果があり、熱中症のリスクを抑えてくれる、非常に有効な飲み物です。
運動後のパフォーマンスに影響する
スポーツドリンクと一括りにまとめていますが、同じ飲み物かと思いきや、味や効果が違うそうです。上手に飲めば、熱中症対策だけではなく、運動のパフォーマンスにも影響があり、飲まない時と比べて、動きやすい、疲労が溜まりにくいなどの効果があるそうです。
潰瘍性大腸炎にとって、激しい運動は悪化する恐れがるため、NGではありますが、寛解の時に、役に立つかもしれないので、覚えておいてもいいかもしれません。
サイズが豊富
基本的にペットボトルであれば、500ml以上が多いですが、種類によっては、350mlのサイズもあるので、500ml飲み切れない場合に便利です。また、大容量の2000mlもあるので、冷蔵庫などに入れておけば、飲みたい量を調整できるので、用途に合わせて揃えることが可能です。
また、ペットボトルだけではなく、水で薄めて作れるパウダーもあるので、使い方次第では、大活躍してくれる飲み物です。
量の割には安い
1本当たりの値段が非常に安く、100円未満で、500mlのペットボトルが1本買うことが可能です。特売や箱でまとめて買えば、水よりも安い場合もあり、非常に手軽に手に入れることが出来ます。
万が一忘れても、薬局やスーパーなので、購入することが出来るので、安くて、手軽に持つことが出来ます。
味は美味しい
好みは分かれるかと思いますが、水のような無味だったり、薬っぽい苦味があるのかと思いきや、酸味と甘みのバランスが良いジュースのような味で、ゴクゴク飲めます(私個人の感想)。特に、激しい運動の後に飲むと、味覚が敏感になるらしく、甘味、酸味などが強く感じることがあるそうです。
ただ、飲み過ぎる傾向もあるので、注意する必要があります。
塩分が若干多い
先ほどの項目にも書きましたが、汗で失われた塩分も補給できたり、吸収を高めるために、スポーツドリンクは、塩分も含まれています。水のように飲んでしまうと、必要以上に塩分を摂取している場合もあります。
塩分が気になる方は、汗をかいた時や、熱中症対策以外には、飲まないように注意してください。
糖質が多い
塩分だけではなく、糖質も高い飲み物です。これは、飲みやすい味に仕上げるためだけではなく、こちらもエネルギーの補給や、激しい運動後の疲労を防ぐ効果があるそうです。そのため、カロリーも全体的に高いです。
炭酸飲料ほどではありませんが、全体的に糖質は高いので、気になる方は、控えた方がいいかもしれません。
飲み過ぎる傾向がある
体が欲している水分や塩分が含まれているため、ゴクゴク飲んでしまいがちになります。特に、暑い夏や激しい運動で、汗をかいた時に飲むと、非常に美味しく感じるため、必要以上に飲んでしまいがちで、塩分や糖質を過剰摂取してしまう恐れがあります。
必要なときにのみ利用し、普段はあまり飲まないようにすることをオススメします。
飲む場合
食事の飲み物には不向き
「スポーツ」という名前が付いている通り、基本的には、スポーツ(運動)をしている時に最適な飲み物なので、先ほどにも書いたように、糖質や塩分が多く含まれており、カロリーも高いです。
そのため、通常の食事で利用するには、過剰摂取する恐れがあるので、普段はあまり飲まず、熱中症対策や、運動などで汗をかいた時に飲むようにしてください。
カロリーオフのスポーツドリンクにも注意
スポーツドリンクには、カロリーオフ、糖質ゼロなどの種類もあり、糖質が気になる方でも、飲むことができる種類も豊富です。ただ、これらは、人工甘味料を使っている場合があるため、潰瘍性大腸炎にとっては、大腸の負担や、トイレの回数が増える恐れがあります。
糖質を気にすることなく飲むことはできますが、若干、大腸に負担をかける恐れがあるので、こちらも飲み過ぎには注意するようにしてください。
口を付けたペットボトルは、長期間放置しない
ペットボトルは、持ち運びやすく、便利ではありますが、一度、口を付けてしまった状態は、細菌などが増加する傾向があります。潰瘍性大腸炎にとっては、免疫力が低下しているため、体調不良になりやすく、最悪、炎症を悪化させるリスクも高くなります。
なるべく、長時間放置しないで飲み切るか、使い捨てのコップなどを利用して飲むことをオススメします。
小分け、もしくは、自分で作るパウダーがオススメ
500mlのペットボトルだと、1日に飲む量としては、若干多いため、飲み切れない場合があります。かといって、足りない場合も困るので、少し見つけにくいですが、350mlなどのペットボトルや、水を混ぜて作るパウダーもあるので、そちらで小分けして持っていくと便利なので、オススメです。
ただし、パウダーで作る場合は、必要以上に水で薄めないようにしてください。
その他の注意点
少しずつ飲む
特に暑い夏は、一度に多く飲み過ぎる傾向があり、大腸に負担をかけるので注意して下さい。
冷やしすぎない
冷たすぎる状態で飲むと、大腸に負担が大きいので、気を付けて下さい。
水で薄めない
吸収率が悪くなり、効果が無くなる恐れがあるので、絶対にしないようにしてください。
(重要)熱中症対策の場合は、迷わず飲む
いくつか、デメリットも書いてきましたが、熱中症対策などで利用する場合は、今回まとめた内容は気にしないで飲むようにしてください。
特に熱中症は、気付いた時には、思った以上にダメージを追っていて、動けなくなることがよくあるそうです。そうなると、自力で立ち直るには難しく、命に関わります。幸い、潰瘍性大腸炎にとっては、消化、炎症の悪化などのリスクは少ないので、大いに活用するようにしてください。
熱中症にならない行動をして、スポーツドリンクを利用しないように、生活することが理想ではありますが、それは難しいので、激しい運動や暑い夏で、熱中症になるリスクが高い時は、薄めたり、制限はせず、しっかり飲むようにしてください。
評価
Good評価(多いほど良い評価です)
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
栄養 価値 | 水分補給に必要な塩分やミネラルなどが豊富 ただ、若干、高い | |
料理の 種類 | 料理には使えない 1つの飲み物として完成している | |
消化の 良さ | 消化を悪くする栄養素がほとんど無い しいて言えば、人工甘味料に注意 |
Bad評価(多いほど悪い評価です)
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
料理の 手間 | 市販で、そのまま購入できる パウダーも水で薄めるだけ | |
再燃 しやすさ | 基本的には、再燃の心配は少ないが 飲み過ぎで、体調不良になる恐れがある | |
その他の 危険 | 糖質や塩分が高いので、運動しない場合に飲むと 過剰摂取になる恐れがある |
まとめ
総合評価: 少しだけ 熱中症対策時は、気にしない
暑い夏、激しい運動などには欠かせない飲み物で、汗をかいた後の水分補給用として、科学的に計算され、作られた飲み物です。かといって、薬のような苦みなどの、ケミカルな味(薬っぽい)というわけではなく、非常に飲みやすい仕上がりになっています。そのため、潰瘍性大腸炎だけではなく、子供からお年寄りまで飲むことができ、幅広く活躍してくれる飲み物です。
ただ、食事と一緒に飲むと、糖質や塩分などを必要以上に摂取してしまう恐れがあるので、注意が必要です。それ以外にも、冷たい状態、一気に飲んでしまう、飲み過ぎなどは、潰瘍性大腸炎にとっては、たとえ、消化の良い食材であっても、大腸の負担が大きく、最悪、悪化させることもあるので、飲み方には、注意しないといけません。
消化は悪くないので、潰瘍性大腸炎にとっては、ありがたいですが、普段の飲料として利用するには、糖質、塩分を必要以上に摂取してしまう可能性があり、栄養過多のリスクや、食事が疎かになる可能性があるので、このような評価になりました。
潰瘍性大腸炎の評価はあまり高くはありませんでしたが、上手に利用すれば、大活躍してくれる飲み物でもあります。「重要」の項目にも書きましたが、特に、熱中症は、命に関わることなので、ぜひとも覚えておき、上手に活用してください。
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