何とも言えない味で大好きです。
今回のテーマは
ハッピーターン
です。
独特な形をしていますが、煎餅(せんべい)によく似たお菓子で、塩気もありつつも、若干の甘味があり、バランスの良い味に仕上がっています。「ハッピーパウダー」という謎のパウダーが美味しくしているらしく、自分も大好きな味です。以前まとめた「醤油煎餅」のように、イメージだけで、大丈夫だと思って食べていたので、潰瘍性大腸炎にとって、リスクが無いのか調べて見ました。
どんなモノ?
味や形においしさの工夫がある
謎のハッピーパウダーで美味しい味に仕上がっていますが、表面を凹凸にすることで、ハッピーパウダーが付着しやすくさせ、さらに美味しい味に仕上げているみたいです。
ハッピーパウダーの原料などを調査してみましたが、残念ながらわからなかったです。
原料は米
「うるち米」という聞きなれない言葉ではありますが、いわゆる精米されたお米で、正式名称である「うるち精米」を省略して表示させているそうです。基本的には、ご飯と同じお米なので、原料に関しては、安心できそうです。
包装されているが密封ではない
前回の醤油煎餅とは違い、密封ではなく、キャンディのような包装なので、パッケージ開封後は、時間が経つにつれて、若干風味が落ちてきます。賞味期限も変わってくるので、長期的に食べるのは、難しいかもしれません。
油が多く使われている
基本的には、焼いて作るそうですが、どこかの工程で油を多く使用しているみたいです。そのため、脂質が非常に多く、カロリーも高いので、注意が必要です。
前回の醤油煎餅と同じようなイメージだと思っていましたが、油断していました。
1袋あたり27個入っている
内容量で見ると、他の煎餅とはあまり変わりませんが、個数で見ると意外と量があります。密封された包装ではないので、賞味期限と相談する必要はありますが、1日1個にすると、約4週間分あるので、経済的にも、長期的にもうれしいお菓子です。
計画的に食べればそれほど高くない
今回は、表記された内容と、1袋当たりの栄養価、そして以前調査した醤油煎餅と比較してみました。
栄養素 | 100g当たり (表記内容) | 1個包装当たり (表記内容) | 1袋当たり (内容量108g計算) | 以前調査した醤油煎餅 (100g当たり) |
---|---|---|---|---|
エネルギー | 520kcal | 20kcal | 562kcal | 374kcal |
タンパク質 | 4.7g | 0.2g | 5.1g | 8.5g |
脂質 | 26.1g | 1.0g | 28.2g | 1.2g |
炭水化物 | 66.6g | 2.6g | 71.9g | 82.2g |
食塩相当量 | 1.46g | 0.06g | 1.58g | 2.65g |
以前の、醤油煎餅と比べると、炭水化物や塩分は少ないですが、先ほどにも書いたように脂質が非常に多く、カロリーが高いです。そのため、複数個食べると、消化が悪く、大腸に負担をかけるので、注意してください。
注目するほどのことではありませんが、タンパク質も少ないみたいですね。
潰瘍性大腸炎の影響
塩分や糖質が抑えられている
過剰摂取しやすい塩分や糖質が、他の煎餅と比べると、少ないながらも、美味しい味に仕上がっています。、塩分、糖質の取り過ぎは、糖尿病や高血圧など、生活習慣病になる恐れがあり、間接的ではありますが、潰瘍性大腸炎の治療や炎症に影響があるので、抑えられたお菓子はありがたいです。
原料は悪くないが、脂質が多い
「うるち米」なので、原料のみでいえば消化が良いですが、油を多く使用しており、脂質やカロリーが以前の醤油煎餅と比べると、かなり高いため、消化が悪く、悪化や再燃のリスクがあります。食べ過ぎに注意するなど、気を付ける必要があります。
炎症中は食べない方がいいかも
先ほどの項目と似たような理由ですが、大腸が弱っている(炎症がひどいなど)時に食べると、より負担が大きくなるため、悪化の悪循環になる恐れがあります。体調不良の場合も同様なので、自分の体と相談しつつ、食べた方がいいかもしれません。
購入前に賞味期限は確認する
基本的には、製造から150日ほど(約5カ月)ほど持つので、気にする事はありませんが、長期的に食べると、タイミングによっては、過ぎてしまう恐れがあります。また、時間が経つにつれて、悪化させるリスクも高くなるので、購入前に確認しておくことをオススメします。
評価
Good評価(多いほど良い評価です)
Bad評価(多いほど悪い評価です)
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
料理の 手間 | 評価はできない 袋に入っているのでゴミが増える程度 | |
再燃 しやすさ | 脂質が高く、大腸に負担をかける恐れがある 炎症や体調に合わせて食べる量を決める | |
その他の 危険 | 脂質が高い以外はそれほどリスクは無いが、 かといって、塩分や糖質も無視できない |
簡潔に言うと
- 他の煎餅よりは、塩分、糖質が低い
- 脂質が高いので、炎症中は食べない方がいいかも
- 購入前に賞味期限の確認を!
まとめ
総合評価:(一口だけ 落ち着いた時に)
ほどよい大きさと形、そして謎のハッピーパウダーのおかげなのでしょうか、非常にバランスの良い味付けで、食べる分だけあらかじめ決めておかないと、1袋すべて食べてしまう恐ろしいお菓子です(個人的な感想)。
ただ、潰瘍性大腸炎にとっては、あまり摂取したくない脂質が非常に多いため、消化が悪く、悪化や再燃のリスクが高いお菓子だということもわかりました。そのため、まだ炎症があるうちは、食べない方がいいかもしれません。
前回の醤油煎餅と比べると、塩分や糖質が低いですが、潰瘍性大腸炎に影響しやすい脂質は、どうしてもリスクが高いため、このような評価になりました。
公式サイトを見る限り、油を使っている所は、見当たらなかったので、良いかと思っていましたが、原材料名や栄養成分表示を見て、びっくりしたお菓子でした。評価は残念な結果ですが、ハッピーターンは好きなので、寛解になった今は、食べ過ぎず、計画的に食べていこうと思います。
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