潰瘍性大腸炎と丸ぼうろ

潰瘍性大腸炎 菓子

クッキーのような見た目ですが、食感が違います。

今回のテーマは

丸ぼうろ

丸ぼうろ

です。

こんなモノを見つけたシリーズです。以前調べたボーロが好きになって以来、他の種類を探していたところで見つけました。食べ応え十分な大きさで、味も付いており、ぼうろ(ボーロ)と名前がありますが、見た目が全然違います。通常のボーロだと飽きてしまいがちなので、こちらも候補になれば、飽きないで食べることができると思い、どんな影響があるかも合わせて調べてみました。

どんなモノ?

丸ぼうろ 裏

澱粉(でんぷん)ではなく小麦粉が主な原料

澱粉ではなく、小麦粉が主な原料で、それ以外は、や砂糖は同じです。ただ、ソルビトールやグリセリンなど、調べてみると甘味料と呼ばれる原料も、若干多く含まれています。

原料だけ見れば、どちらかというとクッキーに近いかもしれません。

やさしい蜂蜜(はちみつ)の味

蜂蜜の風味がしており、以前調べたボーロと比べると、甘い味としっとりした食感があり、とても美味しいです。通常のボーロも悪くはないのですが、味の変化が少ないため、人によっては、飽きてしまいがちですが、こちらは、悪くないです。

柔らかくて食べやすい

先ほど書いたように、原料と見た目は、クッキーですが、サクサク感はまったく無く、若干しっとりとしています。食感は、カステラに近いしっとりさと柔らかさがあります。

ややこしいですが、見た目はクッキー、食感はカステラです。

九州で生まれた丸ぼうろ(余談)

「九州生まれ」と記載があったので、調べて見たところ、主に佐賀県を代表する銘菓だそうです。

ボーロ(bolo)とは、ポルトガル語だそうで、「ケーキ」などを意味するお菓子を指し、それが、丸い形をしているから「丸ぼうろ」となった説があるそうです。ちなみに漢字で書くと「丸芳露」や「丸房露」だそうです。

日本語とポルトガル語がコラボした名前ですね。

脂質が非常に少ないだけ

前回のボーロと比較してみました。ちょっと量が違うため、あまり参考にならないかもしれませんが…。

栄養素1袋分
(13枚)
1枚
当たり
前回のボーロ
(一袋当たり)
1日の推奨量
(健康の場合)
潰瘍性大腸炎の評価
エネルギー331kcal25.5kcal62kcal1800~
2200kcal
糖質が高いため、
カロリーも高い
タンパク質6.5g0.5g0.1g60~65g小麦粉を使用しているのか、
通常のボーロよりは多い
脂質1.4g0.1g0.1g40~60g1枚ならボーロと同じ量で
13枚食べても低い
炭水化物73.4g5.6g15.1g蜂蜜をはじめ、甘味料が多いため、
全体的に非常に高い
食塩相当量0.3g0.02g0.007g7.5g未満塩分が少し高く見えるが
他のお菓子と比べると低い

1枚がクッキーのようなサイズで、13枚食べても脂質は、1.4gと前回のボーロ同様に非常に低いことが分かります。

ただ、小麦粉が主な原料であり、蜂蜜や甘味料も多く使用しているためか、炭水化物(糖質)が非常に高く、また、カロリーも高いので、カロリーオーバーや糖尿病などのリスクも高いです。

脂質は低いですが、糖質は高いので、結局は、食べ過ぎには注意が必要です。

潰瘍性大腸炎の影響

猫 寝落ち

これだけの量を食べても脂質は少ない

前回のボーロも低かったですが、こちらも非常に低いので、脂質による大腸の負担は少なく、全体的に消化は悪くはないです。また、想像以上に量があるので、食べ応え十分です。

ただ、カロリーは高いのですべて食べるのはやめた方がいいです。

味はしっかりしているので美味しい

前回のボーロは、人によっては、薄味、物足りなさを感じるかもしれませんが、こちらは、ほんのりとした味ではなく、しっかり蜂蜜味になっているため、飽きることなく食べられます。

とはいえ、前回のボーロと比べた評価なので、若干、薄味であることも否めないです。

一人では食べない

梱包されておらず、また、糖質が非常に高いです。これは、大きいサイズのポテトチップス並みに高い数値で、食物繊維もほとんど無いので、糖尿病のリスクが高くなる恐れがあります。カロリーも高いので、一人では食べず、シェアして食べるといいかと思います。

卵に加えて、蜂蜜や甘味料に注意

蜂蜜や甘味料は、健康な方であれば、ほとんど問題ありませんが、潰瘍性大腸炎にとっては、体調を崩す要因になる原料が多いです。そのため、前回のボーロと比べると、注意しないといけない原材料名が多いので、様子を見ながら食べた方がいいかもしれません。

評価

Good評価(多いほど良い評価です)

項目評価コメント
栄養
価値
全体的に栄養価は低いが、おやつとしては、問題なし
カロリーが若干高いかも
料理の
種類
蜂蜜などの味付けはあるが、
具材を挟んで食べるのはアリかも
消化の
良さ
脂質が非常に低いので、
全体的に消化は悪くないかも

Bad評価(多いほど悪い評価です)

項目評価コメント
料理の
手間
1つずつ梱包されていないのでゴミは少ない
ただ少し、ベタベタするかも
再燃
しやすさ
砂糖牛乳などに加え、蜂蜜が仲間入り
体調を崩した方は注意
その他の
危険
栄養価が低いことと、若干甘味料が多い
食べ過ぎには注意したほうがいいかも

簡潔に言うと

  • ボーロと同じく脂質は非常に少ない
  • 小分けされておらず、糖質やカロリーが高いので、一人で食べない
  • 悪化の要因になる蜂蜜や甘味料があるので様子を見ながら食べる

まとめ

総合評価: 一口だけ できれば1枚のみ

大きさや原料などが違うので、前回のボーロとは別の種類ではありますが、脂質は相変わらず低く、また、しっかりとした味が付いているので、悪くないです。また、見た目はクッキーなのに、しっとりと柔らかいので、見た目にも惑わされつつ、楽しいお菓子になっています。

ただ、蜂蜜を使用していることと、小麦粉と甘味料が多く使われているのか、糖質が非常に高いことが分かります。先ほどにも書きましたが、大きいサイズのポテトチップス並みの糖質なので、一人で食べると、糖質オーバーになる可能性もあります。

脂質だけを見れば、前回のボーロと同じ結果になりそうですが、潰瘍性大腸炎にとっては、デメリットになる部分も多く、また、一人では食べにくいパッケージになっていたので、このような評価になりました。

残念ながら、潰瘍性大腸炎のおやつの候補にするには難しい結果となってしまいましたが、もしかしたら種類によっては、蜂蜜を使わない種類もあるかもしれません。こちらも安くて美味しかったので、食べ過ぎに注意しつつ、時々食べることにします。

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました