潰瘍性大腸炎とGABA(チョコ)

潰瘍性大腸炎 菓子
Created with GIMP

今でも、たまにお世話になります。

今回のテーマは

GABA(チョコ)

GABA チョコレート

です。

見た目は、ただのチョコレートではありますが、このチョコレートに含まれる成分が、ストレス低減機能があるとのことなので、仕事でのストレス解消?と糖分補給のためにお世話になっています。今回は、個人的に興味があったので、潰瘍性大腸炎との影響もかねて、調べて見ました。

どんなモノ?

GABA チョコレート 裏

GABA(ギャバ)とは

γ-アミノ酪酸(ガンマ-アミノらくさん)と呼ばれる成分の略語で、ストレスを抑えてくれる成分だそうです。体内でも生成される成分だそうですが、追い付かないと大量に生産されることとなり、リラックスできない(緊張し続ける)状態に陥るそうです。

自分は仕事中、常に緊張しているので、もしかしたら、この成分が足りないのかもしれません。

味はチョコレート

見慣れない成分なので、最初は警戒していましたが、少し甘味が強い程度で、変な味はせず、完全なチョコレート味でした。「ビター」と「ミルク」共に、非常に食べやすい味になっています。

ビターとは

食品のみでいうと、苦味を加えたモノだそうです。とはいえ、今回のチョコは、ビターでも甘みがありますので、甘いモノが好きな方は、どちらを選んでも、美味しいかと思います。

1日当たりの接種目安量は10g(5粒程度)

これは、GABAというよりは、チョコの摂取目安量だそうで、少量であれば問題無いそうですが、大量に食べると、カロリーや糖質がオーバーしたりするなど、健康に悪影響を及ぼす可能性があるので、このように記載がされているみたいです。

約25粒入っている(たぶん)

内容量が51gで、5粒当たり10gだそうです。1粒はそれほど大きくはありませんが、長く楽しめます。先ほどにも書いたように、1日5粒であれば、1袋当たり5日分の量になります。

内容量が、なぜ1g多いのかは分かりませんが、恐らく1粒当たりの誤差ですかね?

機能性表示食品とは

「科学的な根拠に基づいた機能性を表示した食品」で、今回でいえば、「GABAはストレスの低減機能がある」という文言が表示可能な食品だそうです。とはいえ、あくまで、科学的な根拠の表示のみのお話しであり、個人差もあるので、たくさん食べたからと言って、効果が期待できるわけでは無いので注意です。

若干、カロリーや糖質が高い

今回は、別メーカーですが、チョコレートのみの板チョコと比較してみました。(上:1枚当たり 下:10gで計算した場合)

栄養素ビター5粒
(10g)
ミルク5粒
(10g)
明治板チョコ
(1袋 65g)
1日の推奨量
(健康の場合)
評価
エネルギー58kcal58kcal283kcal
43.5kcal
1800~
2200kcal
若干高いかも
甘く仕上げてあるから?
タンパク質0.58g0.78g3.8g
0.6g
60~65g誤差の範囲
ミルクは若干高め
脂質3.8g3.7g18.4g
2.8g
40~60g少し高いかも
大量には食べない方がいい
炭水化物5.4g5.3g26.7g
4.1g
こちらも、カロリー同様
甘いから高めなのかも
食塩相当量0.01g
(最大)
0.03g
(最大)
0.065
0.01g
7.5g未満誤差の範囲
それほど変わらない

ビターでも甘めに仕上がっているためか、カロリーや炭水化物が、板チョコより若干高めになっていました。調べて見るとGABAのパウダーは、風味を損なうため、チョコの風味や甘みを強くして、作られたみたいなので、通常より高くなっているではないかと思います。

潰瘍性大腸炎の影響

猫 下

※ 猫にチョコレートは、絶対に与えないでください!!!

チョコなので消化が悪い

チョコには、良い効果もありますが、消化が悪かったり、カロリーや糖質が高いため、食べ過ぎると、別の病気の要因になり、治療を妨げる恐れがあります。炎症がまだあるうちは、食べない方がいいかと思います。

ストレス低減の効果はあるかも

GABAは、科学的根拠があることと、チョコや甘い味付けは、幸福感や安定させる効果もあるため、ストレスを低減させる要素が多いお菓子ではないかと思います。

ただ、先ほどにも書いたように、チョコによる別の要因で悪化する恐れがあるので、治療に専念したほうがいいかと思います。

GABAのみであれば選ぶ必要は無い

摂取したい場合は、他の食材にも存在するみたいなので、無理して購入する必要は無いです。むしろ、食材の方が栄養価があり、食事と一緒に摂取できるので、オススメです。

GABAが含まれている食材は、以下だそうです。

評価

Good評価(多いほど良い評価です)

項目評価コメント
栄養
価値
摂取量目安の場合、栄養価は低く、
カロリーや脂質、糖質が若干高い
料理の
種類
チョコのお菓子に使えなくはないが、量が少ない
無難に板チョコで作った方がいいかも
消化の
良さ
摂取量であっても、全体的に消化は悪い
できれば、炎症が安定してきたころに食べた方がいい

Bad評価(多いほど悪い評価です)

項目評価コメント
料理の
手間
評価できない
そのままがいいかも
再燃
しやすさ
チョコと同様の評価
ストレス低減よりも、リスクが高いかも
その他の
危険
栄養価が低く、カロリーなどが高いので、
気になる人は注意

簡潔に言うと

  • ストレスを低減する要素が多いので、効果は多少期待できるかも(個人差あり)
  • GABAは他の食材からでも摂取できる
  • カロリーや糖質が通常より高く、チョコ自体もリスクはあるのであまり食べない方がいい

まとめ

総合評価:  一口だけ 他の食材から

チョコにストレスを低減してくれる成分が含まれているので、美味しくいただきながら、潰瘍性大腸炎のストレスを、もしかしたら抑えてくれるかもしれないお菓子です。仕事をはじめ、食事制限は、ストレスを溜めやすいので、この効果はありがたいです。

ただ、若干、甘めに作られているためか、通常よりはカロリーや糖質が高いということと、チョコ自体も消化が悪かったり、大腸に負担をかける恐れがあるため、炎症がまだあるうちは、食べない方がいいかと思います。

ストレスの低減という、良い効果がある反面、潰瘍性大腸炎としては、大腸に負担をかけてしまったり、栄養価も不安な部分も多いため、このような評価になりました。

炎症と食事制限で、一番ストレスが溜まっている時に、食べられないのは残念ではありますが、他の食材でも摂取は可能なので、無理して食べる必要は無いかと思います。むしろ、野菜などの方が栄養価は高いので、まずはそちらを積極的に利用し、安定して余裕が出来たら少しずつ食べていくといいかと思います。

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました