最近見つけたシリーズで、豆腐の麺だそうです。
今回のテーマは
とうふ麺(冷麺)
です。
豆腐の麺は、前からありますが、近くのスーパーで、見たことのないパッケージだったので、購入してみました。「冷麺」とのことなので、焼肉屋などのシメにたべる冷麺の様な感じなのかなと思っています。低カロリー、低糖質で、タンパク質が豊富そうですが、潰瘍性大腸炎にどんな影響があるか調べて見ました。
どんなモノ?
豆腐麺に豆乳スープ
麺のような形をした豆腐と、豆乳スープで食べる、豆腐尽くしのモノです。もちろん、本場の冷麺と比べて、食べ応えや味は劣りますが、淡白な味にはなっておらず、意外と美味しかったので、満足のいく味に仕上がっていました。
食べるまで少し時間がかかる
食べるためには、豆腐麺とスープが入った器を別の容器に入れたり、専用のつゆをかける必要があるので、他の種類同様、手間はかかりましたが、こちらは、台所などで、豆腐の水分を捨てる必要は無いので、多少は楽でした。
ただ、スープが入った器は、容器一杯に入っており、密閉されているので、開けるときに注意は必要です。
具材は無いのでトッピングは自由
豆腐麺とスープのみなので、具材は一切ありませんが、そのままでも美味しいかったです。また、画像のように冷麺にしてもいいですが、冷やし中華のように食べても美味しいと思いますので、自由な食べ方が出来そうです。
思った以上に豆乳感はない
豆乳のみで飲んでも、無調整のような独特な味は無く、非常に食べやすいスープに仕上がっていました。ここに、酸味が若干強い麺つゆ(お酢?)のようなモノをかけて食べるので、豆乳感は、ほとんどなく、むしろ、酸味がいい感じで、美味しかったです。(個人の感想)
冷麺ほどコシはない
パッケージの見た目は、焼肉屋などにある冷麺ですが、独特な食感は無かったです。個人的なイメージですが、少し硬めの木綿豆腐という感じで、箸で持っても、簡単には切れないほどの耐久力はありました。
スープと麺で意外とお腹にたまる
意外と量が多く、内容量も500gと多いので、スープも飲み干すと、思った以上にお腹に溜まります。1食分とまではいきませんが、汁物として食べるには、二人分ほどあるので、食事で食べる際は、シェアするか、おかずなどを少し減らすなど、工夫する必要があるかもしれません。
調べたら種類が多い
自分がスーパーで見たときはこれしかなかったのですが、公式で調べてみたら、意外と種類が多く、トマトスープやすだち、温かいバージョンでは、地鶏だし、かにだしなどなど、意外と豊富にあるみたいです。
想像通りのタンパク質の量
今回は、自分が飲んでいる45%OFFの調整豆乳と比較してみました。
栄養素 | 麺のみ(150g) | 麺+スープ (320g+30g※) | 調整豆乳 (200ml) | 1日の推奨量 (健康の場合) | 評価 |
---|---|---|---|---|---|
エネルギー | 27kcal | 74kcal | 70kcal | 1800~ 2200kcal | これだけの量で このカロリーは低い |
タンパク質 | 2.7g | 8.8g | 5.6g | 60~65g | 主に大豆なので、 カロリーの割には高い |
脂質 | 1.1g | 2.5g | 4.0g | 40~60g | 低脂肪の豆乳を 使用しているので低い |
炭水化物 | 1.5g | 5.6g | 3.0g | こちらもカロリー同様 この量でなら低い | |
糖質 | 0.6g | 2.8g | 2.4g | 同じ量であれば低いかも 甘味もほとんどなかった | |
食物繊維 | 0.9g | 2.8g | 1.0g | 炭水化物の半分なので、 少し多いが誤差程度 | |
食塩相当量 | 0.06g | 4.7g | 0.2g | 7.5g未満 | スープの塩分が高い ここだけ注意 |
※ 豆乳以外にかける専用のスープ:30g
カロリーを抑えた調整豆乳よりは、カロリーや糖質がほんの少し高い程度で、タンパク質が豊富です。また、脂質も低いので、栄養価としては、悪く無いのではないかと思います。
ただ、塩分は、カップ麺並みに多く、特にスープの方に含まれているみたいなので、気になる方は食べない方がいいかもしれませんが、タンパク質はスープに多く含まれているので、悩みどころです。
潰瘍性大腸炎の影響
低カロリーなのにたんぱく質が多く取れる
豆腐の麺と豆乳という2つのコンボで、低カロリーなのに、非常に高いタンパク質が取れるのはありがたいです。ただ、スープ含め、内容量が500gあるので、スープは残すか、別の方法にして食べるといいかと思います。
食物繊維が少ない
低カロリーのモノは、食物繊維が多く含まれていることが多いですが、こちらは、大豆を加工した豆腐、豆乳が主な原料なので、大腸の負担や炎症悪化の要因になる食物繊維が少ないです。ただ、若干、豆乳の方に食物繊維が多いみたいなので、炎症中や、体調が優れない場合は、残すといいかと思います。
スープは残した方がいいかも
豆乳のスープだけでも、320gもあり、意外と量が多いことと、冷たい状態で食べるモノなので、場合によっては、下痢や体調を崩す恐れがあります。また、塩分は、場合によっては、脱水症状になる可能性があるので、体調がすぐれない場合は、特に避けたほうがいいかもしれません。
評価
Good評価(多いほど良い評価です)
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
栄養 価値 | タンパク質が高いのがうれしい 豆腐尽くしの食べ物 | |
料理の 種類 | トッピングが自由なのがうれしい 夏にはぴったり | |
消化の 良さ | 食物繊維は少ないが、冷たいことと、 スープの量から、飲み干すと悪いかも |
Bad評価(多いほど悪い評価です)
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
料理の 手間 | 食べるまでの工程が若干多く、よく混ぜる必要もある あと、ゴミの量が若干多い | |
再燃 しやすさ | スープを飲み干すとリスクは高まるので注意 ゆっくり食べるなど、気を付けたほうがいいかも | |
その他の 危険 | カップ麺並みの塩分 気になる方は注意 |
簡潔に言うと
- これ一つで、そこそこお腹に溜まる(500g)
- 低カロリーだけど、タンパク質が豊富
- 食べる際は、体調などに合わせたり、工夫する必要がある
- スープには、塩分が高いので注意
まとめ
総合評価: 少しだけ スープは残す
麺とスープが合計で、500gありますので、これ一つで意外とお腹がたまり、満足感のある食べ物でした。そして、豆腐尽くしなので、カロリーや糖質、食物繊維が少ない上に、タンパク質が豊富で、栄養面も悪くないと思います。
ただ、冷たい状態で食べるため、大腸に負担がかかってしまうことと、豆乳の量、さらには塩分が思った以上に高いので、スープも含めてすべて食べてしまうと、潰瘍性大腸炎にとっては、体調を崩すなど、治療に影響する恐れがあります。
原料が豆乳や豆腐なので、潰瘍性大腸炎としては、栄養面も、消化も悪くはないと思ったのですが、スープも含めると、場合によっては、リスクがあるので、このような評価になりました。麺のみであれば、評価はです。
「良い物を見つけた」と思ったのですが、潰瘍性大腸炎にとって、悪影響になる部分もそこそこあったので、少し残念です。ただ、スープを残せば、意外と悪くないので、体調に合わせてスープを飲む量を見極めつつ、上手に食べるといいかと思います。
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