好みは分かれるかもしれませんが、種類によってはおいしいです。
今回のテーマは
豆乳
です。
「牛」ではなく「豆」を使った牛乳のような飲み物です。クセが強い種類は、自分も苦手ではありますが、画像にある種類は、クセがほとんどなく、甘くなっており、飲みやすいです。動物性のタンパク質が原料ではないので、大腸に優しいのではないかと思い、毎朝飲んでいますが、本当に良いのかどうか、潰瘍性大腸炎との影響を詳しく調べてみました。
どんなモノ?
原料は大豆
植物性のタンパク質の多い大豆を、原料とした飲み物なので、大豆の栄養素が豊富にあります。加工されているので、食物繊維など栄養成分に違いはありますが、牛乳とよく似た飲み物に仕上がっています。
飲みやすくした種類が調整豆乳
「調整」とパッケージにあるので、気になって調べたところ、無調整と比べて飲みやすく、甘く味付けした種類だそうです。個人的な感想ですが、たしかに飲んでいる調整豆乳は、クセが無く、甘いので、飲みやすいと思います。
味が豊富
あらかじめ、味付けされた豆乳が豊富にあります。コーヒーやイチゴ、抹茶などは見たことありますが、中には、黒ゴマやバニラアイス、きな粉もあるそうです。
また、私が飲んでいる豆乳は、カロリー・糖質が抑えられている飲み物もあるので、気になる方にはありがたいです。
キャップの構造で安心
一応、購入前に、キャップが開いていないかわかるような構造になっているそうです。たしかに、見た目だけでは、開封済みであるかは、分かりにくいので、確認できるのはありがたいです。
ただ、開封時の状態を知っていないと、ちょっとわかりにくいです。
料理にも使える
鍋をはじめ、豆乳を使った料理が非常に豊富にあり、レシピも豊富にあります。ただ、調整豆乳と無調整豆乳では、味や仕上がりが違うそうなので、使用する前に、一度、特徴などを確認した方がいいかもしれません。
栄養価はやや低い
今回は、他の種類の豆乳と牛乳も合わせて比較してみました。ただ、栄養価にばらつきが大きかったので、あまり参考にならないかもしれません。
栄養素 | 100ml当たりの 私が飲んでいる種類 | 100ml当たりの 調整豆乳 | 100ml当たりの 無調整豆乳 | 牛乳100ml 当たり |
---|---|---|---|---|
エネルギー | 35kcal | 64kcal | 47kcal | 69kcal |
タンパク質 | 2.8g | 3.3g | 3.7g | 3.4g |
脂質 | 2.0g | 3.7g | 2.1g | 3.9g |
炭水化物 | 1.5g | 4.95g | 3.2g | 4.95g |
糖質 | 1.2g | 4.63g | 3.0g | 4.93g |
食物繊維 | 0~0.5g | 0.32g | 0.2g | 0.2g |
食塩相当量 | 0.2g | 0.1g | 0g | g |
カルシウム | 不明 | 32mg | 15mg | 113mg |
他の種類や牛乳と比べると、タンパク質はやや低いです。カルシウムも恐らく低いため、カロリーや糖質が低い分、栄養価も低いみたいです。
(疑問)イソフラボンとは?
糖質などを抑えたり、カルシウムの吸収率を上げたりなど、健康を維持してくれる栄養素です。大豆全体の0.2%ほどしか含まれていないため、貴重な栄養素だそうです。
ただ、苦味やエグミがあるので、好みが分かれるかもしれません。
潰瘍性大腸炎の影響
牛乳よりは安全な飲み物
大豆という植物性の食材を使用して、作成された飲み物で、動物性が使用されていない分、腸内環境を悪化させる要因は少ないかと思います。もちろん、比較する種類にもよるかもしれませんが、選ぶなら豆乳の方がいいかもしれません。
大豆にしかない栄養素が豊富
大豆からしか取れないイソフラボンが含まれており、健康維持には欠かせない栄養素だそうです。これは潰瘍性大腸炎にとっても、体調不良による悪化を、多少なりとも防いでくれるので、ありがたい栄養素です。
油断は禁物
植物性が原料ではありますが、脂質が若干高いです。また、飲みやすくしている調整豆乳は、腸内環境を悪化させる恐れがある砂糖などを使用しているため、飲み過ぎると、リスクがあるので注意が必要です
低糖質などは甘味料に注意
低糖質なので、血糖値が気になる方にはありがたいですが、消化しにくかったり、体調を崩す、お腹が緩むなど、大腸に負担をかける要因になる恐れがある甘味料を使用しています。初めて飲む場合は、念のため、注意しながら飲むことをオススメします。
その他の注意点
暖かい状態で飲むといいかも
冷たい状態は、大腸に負担が大きいので、少し暖かくしてから飲むことをオススメします。
評価
Good評価(多いほど良い評価です)
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
栄養 価値 | タンパク質やカルシウムはあるが、 牛乳と比べると栄養価は劣る | |
料理の 種類 | 飲むだけではなく、料理としても使える 鍋などのスープとして利用可能 | |
消化の 良さ | 悪くはないが、脂質もあるので油断は禁物 体調に合わせて飲むといい |
Bad評価(多いほど悪い評価です)
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
料理の 手間 | 評価はできない パックとフタは分けて捨てないといけないかも | |
再燃 しやすさ | 若干、脂質はあるので、飲み過ぎるとリスクはある ただ、動物性ではないので、それほど高くはない | |
その他の 危険 | 飲みすぎなければ、それほどリスクはない 種類によるが、脂質や糖質に若干、注意くらい |
簡潔に言うと
- 牛乳と豆乳では、豆乳の方が安全!ただし油断は禁物
- 貴重な栄養素イソフラボンがある
- 悪化させる要因も多いので、炎症中は飲まない方がいいかも
- 少し温めてから飲む
まとめ
総合評価:(少しだけ 注意しながら)
牛乳は動物性ですが、豆乳は、植物性の大豆なので、原料だけを見れば、潰瘍性大腸炎にとっては、豆乳の方が、良いかと思いきや、脂質が意外とあったり、調整豆乳は、砂糖などによる味付けもされていることがわかりました。
特に、私が飲んでいた豆乳は、カロリーや糖質が低いですが、悪化の要因になる恐れがある甘味料があるので、炎症がまだあるうちは、避けた方がいいかもしれません。
調査する前は、評価が高いと思ったのですが、潰瘍性大腸炎にとっては、牛乳よりは、少しマシ程度で、脂質をはじめ、悪化のリスクもあり、飲み過ぎには注意してほしいということで、このような評価になりました。
今回も、イメージとは違った結果となって、残念ではありますが、大豆からしか取れないイソフラボンなどは、健康を維持してくれるうれしい栄養素もあり、悪いことばかりではないので、落ち着いたら飲んでみるのもいいかと思います。
コメント