潰瘍性大腸炎と煎餅(せんべい)

潰瘍性大腸炎 食事

ちょっと硬いですが、香ばしくて、大好きなお菓子です。(柔らかいモノもあります)

今回のテーマは

煎餅(せんべい)

煎餅

です。

スナック菓子とは違い、風味も楽しめる美味しいお菓子です。基本的な味付けは、醤油ですが、地域によっては色んな調味料や食感が違い、種類が非常に豊富です。また、自分でも簡単に作ることができるため、幅広く活躍しています。そんな煎餅について調べてみました。

原料はうるち米なので安心

いわゆる白いご飯を主な原料としているため、食物繊維がほとんどなく、原料だけを見れば比較的安全に食べることができます。シンプルな味付けに、油を使用していないモノであれば、大腸の負担も少なく、おやつとして食べることができます。

小分けされて便利

1枚(もしくは2枚)ずつ小分けされたモノが多いのがうれしいです。これを活かして、食べた枚数が確認できるので、計画を持って食べることが可能です。

また、1枚当たりのカロリーなどが記載されている場合もあり、カロリー計算もしやすいのもうれしいです。

賞味期限が長い

種類によりますが、動物性を使用せず、乾燥させて作るため、基本的には賞味期限が長く、保存場所(湿気の少ないところなど)さえ気を付ければ、1か月~2か月ほど持ちます。毎日1枚ずつでも、安心して食べきることができるので、お勧めです。

ただし、油で揚げた「揚げ煎餅」や、柔らかい「濡れ煎餅」は、賞味期限が短いので注意してください。

種類が豊富

味付けが豊富で、飽きることなく食べることが可能で、1種類にこだわらず、数種類、確保しておき、その日の体調に合わせて食べることができます

ただし、海苔などの食物繊維や、油で揚げている種類もあり、大腸の負担になるので、注意してください。

おやつに最適

味付けに気を付ける必要はありますが、醤油で焼いた煎餅であれば、基本的に食物繊維が少なく、油などで揚げていない種類もあるため、大腸に負担も少ない貴重なお菓子です。煎餅は食事には向きませんが、間食としては最適な食べ物です。

糖質が高い

うるち米などを使用しているため、炭水化物(糖質)が多いです。また、食物繊維がほとんど無いため、栄養成分を表示している「炭水化物」はほぼすべて糖質となります。数枚程度であれば、それほど気にすることはありませんが、食べ過ぎには注意してください。

食べる場合

煎餅とおかき

原材料名を確認する

基本(醤油を焼いた煎餅)がシンプルである分、変わり種も多く、種類や味付けが非常に豊富にあります。そのため、パッケージだけでは確認できないところに、大腸を負担させる恐れのある部分が存在するので、必ず、原材料名を確認してください。

海苔やゴマ、油などを使っている種類や、七味などを使った刺激物などが含まれている場合があります。

油で揚げた煎餅は食べない

油は、大腸の負担が大きく、治りにくくなる恐れがあるため、煎餅の中でも、食べないようにしてください。「揚げ」「油」と書かれているパッケージはもちろん、原材料名に「油」を使用している場合があるので、こちらも必ず確認し、避けることをお勧めします。

濃い色、焦げている煎餅は選ばない方がいい

色が黒に近い色をした煎餅は、焦げている恐れがあります。焦げは、消化が悪く、大腸に負担をかける恐れがあります。また、発がん性物質もあるため、合併症でもある大腸がんのリスクが高くなる恐れがあります。煎餅の色や、焦げている部分が存在する煎餅は、食べないでおくことをお勧めします。

食べる量を制限する

間食用であるため、栄養価はそれほど高いわけではないことと、非常に美味しく、パクパク食べてしまいがちです。煎餅の食べ過ぎで、本来の食事が少なくなってしまうと、栄養が偏り、大腸に負担をかける恐れがあるので、小分けされた特徴を活かし、1日1枚にするなど制限して食べることをお勧めします。

その他の注意点

食べ過ぎに注意

クセがあり、何枚でもいけちゃうので、注意してください。

評価

Good評価(多いほど良い評価です)

項目評価コメント
栄養
価値
種類によって違うが、うるち米が基本のため、栄養価は低いかも
ただ、食物繊維がほとんどないのがうれしい
料理の
種類
どちらかといえば間食用だが、いろんな味付けに合う
また、材料さえあれば、作ることは可能
消化の
良さ
味付けや焦げに注意する必要はあるが、
全体的に消化は悪くない

Bad評価(多いほど悪い評価です)

項目評価コメント
料理の
手間
作った場合を想定した評価
乾燥に時間がかかるが、工夫次第では簡単に作れる
再燃
しやすさ
シンプルな味付けであれば比較的に安全
だからといって食べ過ぎないように注意
その他の
危険
糖質がやや高いので注意
また、煎餅の色や味付けによっては、がんなどのリスクが高くなる場合もある

まとめ

総合評価: ほどほど おやつには最適

栄養価は低いですが、シンプルな味付けであれば、油や食物繊維がほとんどなく、大腸の負担が少ないので、間食用としては、非常に向いているお菓子ではないかと思います。また、賞味期限も長く、小分けされているので、カロリー計算や、制限しやすいのもうれしいです。

ただ、種類が多い分、味付けに注意する必要があり、場合によっては、刺激物が含まれていることもあるので、原材料名をしっかり確認する必要があります。また、色にも注意する必要があり、とくに焦げは、大腸の負担どころか大腸がんのリスクが高くなるので、こちらも注意が必要です。

栄養を考えると、食事には不向きのため、食べない方がいいかもしれませんが、大腸の負担が少なく、再燃のリスクも低い貴重なお菓子で、間食にピッタリであるため、このような評価になりました。

味付けの種類も豊富ですが、醤油を付けて焼いたのみのシンプルな味付けも人気が高く、こちらも種類が豊富にあります。形、食感もそうですが、同じ醤油でも、風味や味が違うので、自分の好きな煎餅を見つけ、小腹がすいた時に利用し、潰瘍性大腸炎生活を乗り越えてください。

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