魚が苦手な私でも食べられます。
今回のテーマは
シーチキン(オイル不使用)
です。
ノンオイルなので、脂質が低いイメージがあり、かつ魚のタンパク質が取れるので、牛や豚などの肉よりは、安心して食べられるかなと思い食べていました。もともと魚も苦手だったのですが、これは食べられます。以前にも、シーチキン(ツナ)をまとめましたが、中身までは、調べていなかったので、どんな影響があるか調べてみました。
どんなモノ?
原料は鰹(かつお)
種類によっては、鮪(まぐろ)を使用していることもあるそうですが、調べた種類は鰹(かつお)でした。鮪と比べると、脂質は少ないので、個人的にはありがたいです。
どうでもいいことですが、名称はシーチキンではなく、「かつお調理品」なんですね。
缶詰に入っている
密閉された缶詰に入っているので、未開封であれば、賞味期限が約3年ほど持つそうです。そのため、ストックしやすく、非常時などにはありがたいです。ただ、購入のタイミングによっては、日数が経過している恐れがあるので、念のため、賞味期限を確認してください。
オイルが使われていない
通常は、オイル漬けされているそうですが、こちらは水煮になっているため、脂質が低いです。食べ比べれば、若干違いはありますが、ほとんど変わらない美味しさです。そのため、用途も通常と変わらずに使うことが出来ます。
そのままでも具材としても美味しい
若干、味が付いており、種類にもよるかもしれませんが、魚の生臭さなどはほとんどなく、そのままでも食べられます。また、タンパクな味であり、マヨネーズとの相性もいいので、サラダの具材として利用すれば、栄養満点の食事に仕上がります。
オイル漬けとの差が大きい
意外に種類が多かったので、同じメーカー、同じ量のオイル漬けと比較してみました。
栄養素 | シーチキン (オイル不使用) | シーチキン (オイル使用) | 1日の推奨量 (健康の場合) | 潰瘍性大腸炎の評価 |
---|---|---|---|---|
エネルギー | 57kcal | 206kcal | 1800~ 2200kcal | 脂質が低い分、カロリーが 非常に低い |
タンパク質 | 13.1g | 12.8g | 60~65g | 比較すると変わらないが、 低脂質で、高タンパク |
脂質 | 0.3g | 17.2g | 40~60g | オイルが使われていないので こちらも非常に低い |
炭水化物 | 0.5g | 0.1g | 糖質はほとんど無い 誤差の範囲かも | |
食塩相当量 | 0.8g | 0.6g | 7.5g未満 | こちらも誤差の範囲 種類により少し違うかも |
脂質が、なんと1g未満で、非常に低いことがわかり、逆にこんなに差があることに、驚きました。カロリーも、だいぶ低くなっており、それでいて、美味しかったので、オイル不使用でも、全然ありだと思います。
それ以外の栄養価は、誤差の範囲程度で、恐らく、原料の魚によっては、若干違うみたいです。
潰瘍性大腸炎の影響
通常よりはリスクは少ない
原料の魚に含まれる脂は若干ありますが、通常と比べると、非常に低いため、油によるリスクは、かなり抑えられるかと思います。
ただ、動物性であることと、魚にも、多少油があるので、安心できる食材ではないことに注意です。
お肉の代わりになるかも
魚の肉ではありますが、「魚」という感じはほとんど無く、鶏肉の様なタンパクな感じなので、挽肉(ひきにく)などで作るハンバーグなどに利用することが可能です。また、低脂質で、高タンパクなので、ささみなどの代わりにもなります。
火は通すとリスクは下がる
常温でも保存は可能で、賞味期限も非常に長いので、安心して食べられますが、そのまま食べるよりは、炒めるなど、一度火を通してから使うと、多少ではありますが、リスクは抑えられるかと思います。
体調に合わせて、使用方法を変えるといいかと思います。
評価
Good評価(多いほど良い評価です)
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
栄養 価値 | 脂質が低くて、タンパク質が多いので、 お肉の代わりにできる | |
料理の 種類 | そのままでも、サラダでも、ひき肉の代わりにもできる 意外と万能に使える | |
消化の 良さ | 脂質や食物繊維が低いので、 消化は悪くないかも |
Bad評価(多いほど悪い評価です)
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
料理の 手間 | 開けやすく、そのままでも使える 缶詰なので、捨てる際には注意 | |
再燃 しやすさ | 脂質などによるリスクは少ないが、 動物性によるリスクは、多少ある | |
その他の 危険 | 栄養が偏っているので、サラダなどにするといいかも 開けるとき、指を切らないように注意 |
簡潔に言うと
- オイルを使用していないので、リスクは少ない
- お肉の代わりになり、低脂質でタンパク質が豊富
- ただ、動物性なので、リスクは多少ある
まとめ
総合評価: ほどほどに 体調に合わせて
「オイル不使用」であり、オイル漬けや魚の種類が違うので、正直、「美味しくないのでは?」と思いましたが、ほとんど変わらない味になっており、非常にありがたいです。魚による若干の脂質はあるものの、通常と比べてカロリー共に低いので、リスクも低いかと思います。
さらには貴重なタンパク質も豊富なので、非常にありがたいです。単体では、栄養は偏りますが、野菜などとの相性も悪く無いので、一緒に食べれば、栄養価も悪くありません。
とはいえ、全くのリスクは無いかといえば、動物性の原料を使っているため、場合によっては体調を崩したり、悪化する恐れがあります。ただ、栄養や脂質の低さなど、潰瘍性大腸炎にとっては、良い部分も多かったので、このような評価になりました。
淡白な味ではありますが、お肉に近い食感となっており、そのままでも食べることが出来るので、食事の候補としては、悪く無いのではと思います。動物性という若干のデメリットがあるものの、メリットも多く、工夫次第では、料理の幅も広くなるので、是非とも活用してみてください。
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