潰瘍性大腸炎とノンフライラーメン

潰瘍性大腸炎 食事

炎症中でも食べたいです。

今回のテーマは

ノンフライラーメン

ノンフライ麺

です。

個人的には、とんこつラーメンや、チキンラーメンなど、こってりした味が大好きで、1食に2玉同時に食べていた時期もありましたが、診断されて以降、控えていました。ただ、それでも、ラーメンは食べたいので、なるべく脂質の低いモノをと探して見つけたのが、このノンフライという種類です。潰瘍性大腸炎にとっては、どんな影響があるか調べて見ました。

どんなモノ?

ノンフライ麺 原材料名

ノンフライ麺

通常は、麺を油で揚げて仕上げるそうですが、このノンフライ麺は、油を使用していないそうです。そのため、脂質やカロリーが少ない仕上がりになっています。ちなみに、揚げている場合は「揚げ麺」などと記載されています。

揚げる理由

水分を飛ばし、乾燥させることで、長期保存を目的としているそうです。昔は、油で揚げる方法しかなかったため、揚げ麺が主流でしたが、今は、「フリーズドライ」という方法があり、揚げなくても乾燥させられる方法があるため、ノンフライ麺ができたそうです。

手軽に食べられる

水と鍋、あとは火があれば、簡単に作ることが出来るので、非常食としても重宝できます。調理時間もそれほどかからず、手間も少ないので、食事の準備によるストレスもほとんどありません。

うまく利用すれば、快適な生活が送れるのではないかと思います。

具材をのせて豪華にできる

麺のみだと、味気ないですが、パッケージにある写真のように具材に乗せれば、豪華に仕上がります。麺とスープのみだと、栄養バランスが悪いので、野菜や卵と一緒に食べるようにしてください。

ただし、チャーシューなどの肉類は脂質が高いので、注意が必要です。

安くて長期保存が可能

1パッケージで5食入っていますが、500円 ~ 600円で購入できるので、1食あたり100円程度で食べることができます。また、さきほどでもまとめましたが、油を使用していない分、酸化がほとんどしないので、長期保存が可能です。

常温でも、数か月持つので、ストックするといいと思います。

味はしっかりしている

こってりした味が好みの人には、物足りないかもしれませんが、あっさりしていても、味はしっかりしているので非常においしいです。鍋で作るので、具材を入れて、味も変えることが可能なので、飽きたら好みに合わせて作ることもできます。

脂質はすごく低い

今回は、同じメーカーの醤油ラーメン(油揚げめん)と比較してみました。

栄養素1食あたり
(ノンフライ麺)
醤油ラーメン
(油揚げ麺)
1日の推奨量
(健康の場合)
潰瘍性大腸炎の評価
エネルギー319kcal416kcal1800~
2200kcal
1食あたりは低いので
具材と一緒もあり
タンパク質9.4g10.6g60~65g使用する麵によっては
変わるかも
脂質4.5g15.8g40~60g油揚げ麺と比べたら
かなり低い
炭水化物60.1g57.9g小麦粉が原料なので、
糖質が高いかも
食塩相当量6.6g5.9g7.5g未満特にスープの味付けが
濃いかも

ノンフライであっても、多少脂質はありますが、油揚げめんと比べると非常に低く、それに伴って、カロリーも低くなっており、ヘルシーではあります

ただ、栄養成分表示では、一部しかわかりませんが、原料は主に小麦粉のみであるため、栄養価は低いです。そのため、野菜や卵など、栄養価の高い食材と一緒に食べるといいかと思います。

潰瘍性大腸炎の影響

ぽっちゃり猫 食べる

脂質は高くないので、消化は悪くない

通常と比べると、麺を油で揚げていない分、麺の消化は悪くないので、大腸の負担は少ないです。

ただ、注意点としまして、ノンフライ麺は、麺を油で揚げていないだけで、製造過程で油を使っているので、注意が必要です。

油や刺激物が入っているので注意

全く油を使っていないかと思いきや、麺を油で揚げていないだけで、植物油や香辛料などが入っているみたいです。それほど多くは含まれていませんが、発症後、最初に食べる場合は、様子を見ながら食べるといいかと思います。

特にスープには、刺激物もありますので、飲み切らないほうがいいと思います。

野菜と一緒に食べる

単品でも食べられますが、栄養価が低いので、栄養価の高い野菜や卵と一緒に食べるといいです。食べ応えも十分になり、野菜などのうまみも出るので、悪くないです。

ただ、野菜などは、食物繊維が多いので、入れ過ぎには注意です。

忙しい時のためにストックしておく

手軽に作れることと、長期保存が可能なので、家に1パッケージほど、ストックしておくといいかと思います。ただ、簡単だからと言って、毎日食べるには、悪化のリスクがあるので、栄養バランスを考えつつ、上手に食べるようにしてください。

評価

Good評価(多いほど良い評価です)

項目評価コメント
栄養
価値
単体のみだと栄養価は低い
具材などを利用するといいかも
料理の
種類
アレンジ可能で、いろんな具材に合う
ただ、使用する具材には注意
消化の
良さ
消化は悪くないがスープが若干高いので
総合的に悪いかも

Bad評価(多いほど悪い評価です)

項目評価コメント
料理の
手間
調理としては、手間が少なく、時間も短い
道具さえあれば、外でも作れる
再燃
しやすさ
脂質や刺激物が若干多いので、リスクはある
体調不良の場合は、避けたほうがいい
その他の
危険
脂質は少ないが、糖質が多く、栄養価は低い
できれば、他の具材と一緒に食べるといいかも

簡潔に言うと

  • 脂質は少ないので、大腸の負担は少ないが、全くないわけではない
  • 手軽で長期保存が可能なので、ストックしやすい
  • 栄養価は低いので、野菜や卵などと一緒に食べる

まとめ

総合評価: 一口だけ 毎日は食べない

通常と比べると、思った以上に脂質が低くなっていたので、今回調べた麺だけではなく、ノンフライのラーメンは、全体的に大腸に優しいです。ただ、ラーメンのみだと、栄養価は低いので、他の具材と一緒に食べるといいと思います。

また、とんこつ味や味噌味などの種類もあるみたいですが、脂質が高かったり、刺激物が多いモノもあるので、醤油などシンプルな味付けにする必要があり、人によっては、物足りない味になるかもしれません。

うどんの代わりになるかもと思いましたが、残念ながら、体調を崩す要因のある原料もあるので、悪化中や、体調がすぐれない場合は、避けたほうがいいと思います。ただ、以前まとめた、ノンフライ麺は少し厳し過ぎた評価かなと思い、脂質が少ない部分を評価して、このような評価になりました。

悪い部分もありますが、非常に手軽に作れることと、なによりラーメンです。毎日食べることはできませんが、体調の良いときに、我慢したご褒美にもなり、潰瘍性大腸炎生活が楽になるかもしれないので、少しでも早く完治に近づけるように、うまく利用するといいかと思います。

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