潰瘍性大腸炎とわらび餅

潰瘍性大腸炎 食事

味だけではなく、見た目・食感も大好きな和菓子です。

今回のテーマは

わらび餅

わらび餅

です。

冷た~くて、美味しい~よ。わらび~もち~♪

最近、ほとんど聞くことは無くなってしまいまいたが、夏には最高の和菓子で、きな粉や黒蜜などと一緒に食べると、甘くて美味しいです。高級なモノから、100円程度まで、幅広く、安くても食べ応え十分な量があり、非常に満足できます。そんなわらび餅について調べて見ました。

市販のわらび餅は原料が異なるモノが多い

わらび餅の原料は「わらび粉」ですが、非常に高級な食材のため、芋などのでんぷんで、代用されているモノが多いです。あまり色が付いていない透明なわらび餅は、別の原料で代用している可能性があります。

といっても、安いわらび餅でも、美味しく仕上がっているので、満足できるかと思います。

冷たくて美味しい

基本的には、冷やして食べるモノで、夏には最高の和菓子です。また、でんぷんから作られているわらび餅は、透明感があるので、見た目にも清涼感があります。

ちなみに、わらび粉で作られたわらび餅は、蒟蒻(こんにゃく)のような色をした見た目だそうです。

100円程度でもボリュームがある

味も悪くない上に、100円の割には、食べきれないほどの量があり、100円の1パックに25~30個ほど入っています。逆に言えば、1パックすべては食べ過ぎる恐れもあるので、他の人と一緒に食べるなど、工夫が必要になります。

自分で簡単に作れる

わらび粉を使う場合は、値段が張りますが、片栗粉などで簡単に作ることが可能です。また、市販でも、わらび餅専用の粉もあり、こちらも安く手に入るので、安くて簡単に作ることが出来ます。

自分で作れば、味を少しずつ変えることもできるので、オススメです。

色を付けることが可能

透明に仕上がるわらび餅限定(わらび粉以外)ではありますが、かき氷に入れるシロップに漬ければ、非常に鮮やかなわらび餅になります。甘い仕上がりになりつつ、カラフルになるため、味、見た目共に、楽しくさせてくれます。

消化は悪くない(少し注意)

わらび餅のみであれば、脂質はほとんど無く、食物繊維もあまり多くはありません。ただ、きな粉などで味付ける場合は、若干注意は必要ですが、体調が悪くなければ、潰瘍性大腸炎のおやつとして、食べることが可能です。

ただ、水分が多く、一般的に冷やしてから食べることが多いため、お腹の調子を悪くさせ、下痢になることがあります。そのため、体調不良の時に、食べるおやつの候補には、残念ながら不向きです。

味付けが必要

わらび餅のみでは、やや水っぽく淡白な味なので、そのまま食べるには難しい食材です。基本的には、甘い味付けによく合い、きな粉や黒蜜などの定番から、変わり種として蜂蜜(はちみつ)レモンやかき氷に入れるシロップなどにも合うそうです。

当然ですが、まだ炎症がひどい場合、蜂蜜はあまり入れないようにしてください。

糖質に注意

わらび餅の原料であるデンプンなどは、炭水化物(糖質)が多いです。また、砂糖をまぶしたきな粉や黒蜜など、甘い味付けをすることが多いため、全体的に糖質の高い食材です。それ以外にも、砂糖は、腸内環境を悪化させ、炎症を悪化させる恐れがあるので、こちらも注意が必要です。

炎症がまだひどい場合や、体調不良、糖質が気になる方は、控えることをオススメします。

1パックのカロリーは高い

先ほどから記載しているように、100円で売られている、1パックの量は意外と多いため、カロリーが高いです。その上、黒蜜など、甘い味付けをしていることが多いため、こちらもカロリーが高く、すべて食べると、カロリーオーバーになる恐れがあります。

食べ過ぎによる、糖質過多や下痢などもあるので、数回に分けて食べることをオススメします。

食べる場合

わらび餅 シロップ

冷やしすぎない

冷たくした方が美味しいですが、冷たい状態は、大腸に負担をかけ、治療が長期化する恐れがあります。また、水分も多いので、下痢になりやすく、トイレの回数が増える恐れがあるので、少し冷たい程度にして、なるべく常温に近い状態で食べるようにしてください。

栄養成分表示を確認する

1パックに入っている量が多い上に、デンプンと味付けで、糖質、カロリーが非常に高くなっているモノも存在します。購入する前に確認し、もしカロリーなどが高い場合は、誰かと一緒に食べるなど、工夫して食べるようにしてください。

また、栄養成分表示の栄養価は、「100gあたり」「1個あたり」など、統一されていないので、数字に惑わされないように注意してください。

なるべく早く食べる

長時間放置すると、水分が無くなり、せっかくの食感が無くなってしまいます。一応、水をかけてから、温めることで、ある程度元には戻りますが、せっかくの食感を損なう恐れがあるので、美味しく食べたい場合は、なるべく早く食べるようにしてください。

1パックすべて食べない

先ほどにも書きましたが、100円のパックで売られているわらび餅も、きな粉と合わせると、糖質やカロリーが高いです。かといって、小分けにして食べると、先ほどの項目に書いたように、美味しくなくなるので、一人では食べず、複数人で分けて食べることをオススメします。

わらび餅の粉で作るのがオススメ

少し手間ではありますが、わらび餅の粉を購入することで、自分で作ることが可能で、食べたい分だけを作ることができます。また、きな粉や黒蜜が付いている場合もありますが、基本的には、味付けは、付いていないことが多いため、味の調整や、砂糖を抑えるといったことができます。

自分の体調や、好みの味に合わせることができるのでオススメです。

その他の注意点

よく噛んで食べる

つるんと食べられてしまうので、噛むことを少し意識してください。

食べ過ぎに注意

カロリーや糖質が高く、特に暑い夏は、たくさん食べてしまう傾向があるので注意です。

味付けにも注意

糖質や、特に悪化させる恐れがある砂糖があるので、注意です。

評価

Good評価(多いほど良い評価です)

項目評価コメント
栄養
価値
わらび粉であれば、多少、栄養はあるが、
安いわらび餅は、栄養価は低く、糖質、カロリーが高い
料理の
種類
味付け次第で色々変えられるが、
デザートのトッピングとしても利用可能
消化の
良さ
食物繊維脂質がほとんど無く、消化は良い
ただ、きな粉は、若干、消化を悪くするかも

Bad評価(多いほど悪い評価です)

項目評価コメント
料理の
手間
材料さえあれば、簡単に作ることは可能
ただ、時間がかかるかも
再燃
しやすさ
水分が多いため、食べ過ぎると、トイレの回数が多くなる
大腸に負担をかける恐れがあるので注意
その他の
危険
糖質が高く、全体的にカロリーが高い
意外と止まらないので、食べ過ぎには注意

まとめ

総合評価: ほどほどに 体調に合わせて

冷たくて、美味しいだけではなく、見た目や食感も楽しくさせてくれるので、暑い夏には、最高の癒しになるのではないかと思います。また、消化は悪く無いので、味付けに注意すれば、小腹がすいた時のおやつとしては、十分に活躍してくれます。

ただ、糖質やカロリーが高いため、食べ過ぎに注意する必要があります。特に暑い夏は、冷たいモノを多く食べてしまう傾向があり、気付いたら1パックすべてを、食べてしまうこともあるので、注意が必要です。また、消化は良い方ではありますが、冷たい、水分が多い理由から、体調不良や、下血、下痢が続いている時に食べるには、あまりオススメできないです。

餅、味付け共に、注意する点も多いですが、清涼感や手軽さ、消化が良いなど、潰瘍性大腸炎にとっては、良い部分が多いです。さらには、家で作ることができれば、デメリットもある程度、抑えることが出来るので、大活躍してくれると思い、このような評価になりました。

小腹がすいた時に食べられる貴重な和菓子でもありますが、シロップなどを利用して、カラフルにすることで、話題にもなるので、見ているだけでも癒しとなり、暑い夏と潰瘍性大腸炎の生活によるストレスを抑えることが出来るかもしれません。是非とも、オリジナルのわらび餅を作り、夏と潰瘍性大腸炎を乗り越えてください。

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