潰瘍性大腸炎と玉子豆腐

豆腐では無いそうです。

今回のテーマは

玉子豆腐

です。

プリンのような見た目と柔らかさで、醤油ではなく、専用のツユで食べます。清涼感があり、あっさりとしたやさしい味で、食欲がなくても食べられるので、炎症中でもお世話になりました。とはいえ、「玉子（卵）」とあるので、潰瘍性大腸炎として問題なかったのかを、改めて調べてみました。

どんなモノ？

ほんのり、卵と出汁っぽい味がします（個人の感想）。非常に繊細な味であるため、醤油ではなく、ツユのような薄い味付けの添付たれを使用して食べます。食欲が無い時でも、食べられてしまうほど、あっさりとした優しすぎる味になっています。

以前、豆腐でも若干触れましたが、卵に出汁と混ぜて固めたモノで、豆腐とはあまり関係が無いそうです。とはいえ、豆腐のように柔らかく、なめらかな食感になっているので、見た目や食感だけなら豆腐と言えなくもないです。

卵と出汁は同じですが、出汁の量や、作り方などが違うそうです。茶碗蒸しの方が、出汁を多く使い、蒸して作るため、どちらかというと出汁の味が強いのが特徴です。

容器から食べる場合、容器に隙間なく入っているため、添付たれをかけると高い確率でこぼれてしまいます。プッチンプリンのように、お皿に盛りつけてからの方が食べやすいですが、難しい場合は、一口だけ食べてから、その穴に入れるといいかと思います。

まるで、駄菓子のように、非常に安い値段で売られているのも特徴で、100円未満で3食分入っているのがうれしいです。安くて簡単におかずを一品追加できるので、少し物足りない場合は、買って食べるのもいいかと思います。

今回は、絹ごし豆腐と比較してみました。

栄養素	玉子豆腐 (70g)	添付たれ (7g)	絹ごし豆腐 (70gで計算)	1日の推奨量 (健康の場合)	潰瘍性大腸炎の評価
エネルギー	30kcal	1kcal	39.2kcal	1800～ 2200kcal	絹ごし豆腐より低いのは驚き
タンパク質	2.6g	0.1g	3.43g	60～65g	少ないが、メインではないので悪くない量
脂質	2.1g	0.0g	2.1g	40～60g	あっさり味の割には少し多いかも
炭水化物	0.1g	0.2g	1.4g		ほとんど無さそう気にする必要は無し
食塩相当量	0.6g	0.1g	0.1g未満	7.5g未満	誤差程度気にする必要なし

私が食べていた玉子豆腐は、他の種類と比べて、カロリーが低いみたいです。なので急遽、絹ごし豆腐と比較してみました。

水分の多い絹ごし豆腐よりもカロリーや、炭水化物が低いので、おかずとして追加しても、それほど影響は無いかと思います。脂質も、卵を使っている割には、高くありません。

名前にもあるように、卵を原料としています。それほど多くは入っていないので、気にする必要はありませんが、卵で体調を崩したことがある方や、体調が悪い場合は、少し避けた方がいいかもしれません。

食物繊維は、ほとんど無く、あっさりとしているので、全体的に消化は悪くはありません。とはいえ、豆腐とは違い、こちらは卵を使用しているので、豆腐よりは、若干消化が悪く、体調を崩しやすいかもしれませんが、炎症中のおかずとしては優秀だと思います。

要冷蔵であり、そのまま食べられますが、冷たい状態は、消化が悪く、大腸の負担になる恐れがあるので、パッケージにもある通り、電子レンジなどを利用して、少し暖かくしてから食べることをオススメします。

項目	評価	コメント
栄養価値		カロリーが低くタンパク質が多いのはありがたいただ、卵ほどの栄養は無いかも
料理の種類		あっさりとした味なので、他の具材と一緒に食べてもいい
消化の良さ		食物繊維がほとんど無く、食べ過ぎなければ、消化は悪くない

項目	評価	コメント
料理の手間		食べ方に少し工夫がいるまた、少し暖かくする必要があるかも
再燃しやすさ		基本的に再燃するリスクは少ない卵で体調を崩した方は注意
その他の危険		基本的にリスクは少ないしいて言えば、脂質が若干高いかも