潰瘍性大腸炎とデキストリン

潰瘍性大腸炎 原材料名
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意外といろんなところに入っているそうです。

今回のテーマは

デキストリン

お茶 難消化デキストリン

です。

聞きなれない原材料名ではありますが、お菓子や料理など、いろんなモノに入っているみたいで、意外と身近にあるみたいです。以前、まとめた醤油煎餅でも少しだけ調べましたが、まとめきれなかったので、原材料名を詳しく調べ、潰瘍性大腸炎にとってどんな影響があるか調べてみました。

どんなモノ?

画像は一応、デキストリンらしいです。

食材から作られたモノ

カタカナで、見慣れない名前なので、不信になるかもしれませんが、簡単に説明すると、ジャガイモなどのイモ類や、などの穀物などに含まれるデンプンを分解したモノらしいです。普段食べる食材に含まれているモノなので、基本的に害は少ないそうです。

ちなみに「食品添加物」ではなく「食品」に分類されるそうです。

デンプンとは

植物が光合成によって体内に作られた物質で、エネルギーとして利用されます。この物質は、ブドウ糖が集まった物質であるため、栄養価としては、炭水化物(糖質に近い)に該当するそうです。

食品添加物とは

加工などをはじめ、見た目などを工夫するための着色や、長持ちするための保存として、添加(つけ加える)するために使うモノです。

例でいうと、豆腐を作成する際に使用される「にがり」が食品添加物に該当します。

いろんなモノに使われている

使用する食材によっては、甘みのある種類もありますが、基本的には、味がほとんどしないという特徴を持ち、熱などを加えることで、食感や形を変えることができるので、味を損なうことなく、トロミを付けたり、モチモチ感を出すときなどに利用されるそうです。

それ以外にも、醤油などの液体である調味料などを粉末にすることができるので、食感を残しつつ、味付けさせたい場合にも利用されます。

前回、まとめた醤油煎餅は恐らく、上記が目的で使用されているのではないかと思います。

消化しにくいデキストリンもある

難消化デキストリンと言って、消化しにくい部分のみを抽出したデキストリンも存在します。用途は、食感や形を加えるのではなく、糖質や脂質を抑える健康食品として利用されることが多いです。

ただ、こちらは、水溶性の食物繊維であり、栄養価も「食物繊維」に含まれるので注意です。

主に含まれているモノ

上にある画像のように「脂質・糖質を抑える」という、文言があるお茶などの飲み物に含まれています。「特定保健用食品(トクホ)」マークが付いているモノが多いです。

潰瘍性大腸炎の影響

かしわ餅

害は少なく、一部を除いて消化は良い

見慣れない名称ではありますが、原料は、主に食材なので、それほど害はないかと思います。また、デンプンも糖質であるため、一部、食物繊維もありますが、基本的には消化が良く、大腸の負担も少ないのではないかと思います。

難消化デキストリンのみ注意

糖質や脂質を抑えてくれるので、ありがたいですが、水溶性の食物繊維であるため、大腸に負担をかける恐れがあります。そのため、なるべく避けることをオススメします。

原材料名に記載されていることもありますが、基本的には、栄養成分の食物繊維に該当するので、食物繊維に記載されている量で、判断した方がいいかもしれません。

糖質なので食べ過ぎに注意

デンプンであり、栄養価としては、糖質になるため、食べ過ぎると過剰摂取になる恐れがあります。お菓子に使用されるデキストリンは、それほど多くは含まれていませんが、使用するモノは、どれも糖質が多いので、こちらも栄養成分である糖質の量を見て、判断することをオススメします。

評価

Good評価(多いほど良い評価です)

項目評価コメント
栄養
価値
糖質が高いのみで、栄養価値は低い
補う必要なし
料理の
種類
種類を変えれば、いろんな用途に使える
ある意味、料理の幅は広い
消化の
良さ
一部を除けば、消化は悪くないかも
ただ、メインではないので、参考にならない

Bad評価(多いほど悪い評価です)

項目評価コメント
料理の
手間
評価はできない
1から作るとなると、たぶん難しいと思う
再燃
しやすさ
基本的に消化は悪く無いが、
一部、悪影響になる部分もあるので注意
その他の
危険
糖質があるので、糖尿病のリスクはある
ただ、少量なので、気にするほどではないかも

簡潔に言うと

  • 難消化デキストリン以外は、消化が良いので負担が少ない
  • 料理やお菓子など、意外と身近なモノに含まれている
  • 栄養成分表の糖質と食物繊維に注意する(トクホマークにも注意)

まとめ

総合評価: 少しだけ 栄養成分表を確認

難消化デキストリンは、食物繊維なので、消化は悪いですが、それ以外は、主に糖質のデンプンを元に作られており、消化が良さそうなので、お菓子などに含まれているデキストリンであれば、問題ないのではないかと思います。

ただ、使用している食品によっては、糖質や脂質が多いので、原材料名で確認するよりは、全体の栄養素が記載されている、「栄養成分表」を確認した方が、わかりやすいので、気になる方は、確認してから購入した方がいいかもしれません。

デキストリンのみでの評価として、総合的に、消化は良く、害もほとんどありませんが、栄養もほとんど無いです。一部、消化の悪い「難消化デキストリン」もありますが、栄養成分表でも確認できるので、このような評価になりました。

だいぶ時間を使った割には、あまりまとまりのなく、内容も薄くなってしまいましたが、とりあえず、「デキストリン」は、潰瘍性大腸炎にとっては、安全な原材料名なので、安心して食べられることがわかりました。ただ、意外と身近にある上に、消化の悪い種類も存在するので、購入する前に栄養成分表を確認してから購入することをオススメします。

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