潰瘍性大腸炎と澱粉(でんぷん)

潰瘍性大腸炎 原材料名

お菓子だけではなく、意外と幅広く活躍しているそうです。

今回のテーマは

澱粉(でんぷん)

馬鈴薯澱粉

です。

以前調べたボーロに含まれていたモノで、難しい漢字ばかりで分かりにくいですが、ジャガイモの別名「馬鈴薯(ばれいしょ)」と「澱粉(でんぷん)」が原料です。今回は、その澱粉のみに注目してみました。お菓子にたまに見かけたり、名称はなんとなく聞いてはいますが、あまり詳しくなかったので、潰瘍性大腸炎にとって、どんな影響があるかも合わせて、調べてみました。

どんなモノ?

タピオカ

植物から抽出したモノ

簡単に言うと、植物が光合成によって作られた養分が、テーマでもある澱粉だそうです。この澱粉は、植物にとっては、大事な栄養素で、生きていくには欠かせない成分だそうです。

ちなみに、澱粉は、英語だと「スターチ(starch)」だそうで、原材料名に「〇〇スターチ」と記載されていることもあります。(コーンスターチなど)

とろみや糊(のり)になる

粘りが付くので、とろみのようにして、舌触りを良くしたり、糊の様にして、くっつけたりする効果があります。また、弾力もできるので、ゼリー状にすることもできます。澱粉は、味や匂いが無いので、食材の味を損なわない特徴もあるので、非常に幅広く使用されているそうです。

イモ類に多い

ジャガイモサツマイモなどの芋類は、養分を蓄える倉庫のようなモノになっており、その部分を食材として利用しているため、芋類は、デンプンが多いそうです。

他にも、お米トウモロコシなどの穀物などに多く含まれており、特徴が違うそうです。

消化したら糖質になる

澱粉という成分ではありますが、厳密には、多くの糖がつながっている物質で、摂取すると、分解された後は、糖質の栄養素になります。そのため、種類によっては、炭水化物(糖質)が高い可能性があります。

食べ物以外にも利用されている(余談)

実は、薬などにも利用されており、直接的に治療に役立っているわけではなく、例えば、苦みを抑えたり、患部に届くように調整するために、使用されているそうです。

恐らくですが、私たちが飲んでいる薬にも含まれているかと思います。

片栗粉は馬鈴薯澱粉?(余談)

一部の種類は違いますが、「片栗粉」として売られているモノは、基本的に原料は「馬鈴薯澱粉」だそうです。

本来の元々の原料は、「カタクリ」と呼ばれる植物から取れる澱粉を使用していましたが、希少であるため、馬鈴薯澱粉が主流になったそうです。

潰瘍性大腸炎の影響

猫 遊ぶ

食物繊維はほとんど無い

原料が植物でありますが、野菜などには、どうしても入っている食物繊維が、ほとんど含まれていないので、安心して食べられるかと思います。

ただ、澱粉には含まれていないだけで、他の原料で含まれている可能性があるので注意が必要です。

糖質、カロリーに注意

先ほどの項目の注意点ですが、主に糖であるため、糖質が高いとともに、カロリーが場合によっては高いです。食べる量の割には、カロリーが非常に高い場合があるので、栄養成分表示を確認し、食べる量を調整する必要があります。

片栗粉を買えばおやつになる

片栗粉を使えば、団子やゼリーのようになるので、安心して食べられるおやつにすることができます。透明にもなるので、綺麗な見た目にもなり、目でも楽しめる優しいお菓子に仕上がるので、うまく利用するといいかと思います。

簡潔に言うと

  • 食物繊維がほとんどないので安心
  • ただ、あくまで澱粉のみなので、他の原材料名は注意
  • 糖質・カロリーに注意

まとめ

総合評価: 少しだけ 悪くはないが…

植物性が原料ではありますが、食物繊維はほぼ含まれておらず、ほとんどが糖質なので、潰瘍性大腸炎としては、それほど心配することなく、食べてもいいのではないかと思います。以前調べたボーロをはじめ、焼き菓子などに使用されているモノに関しては、問題ないかと思います。

ただ、上記の内容はあくまで「澱粉」に注目した内容で、それ以外の原料には、注意が必要です。

また、糖質でもあるので、使用しているモノによっては、カロリーが非常に高いです。食べ過ぎると、糖質やカロリーを過剰摂取する恐れがあり、糖尿病など、別のリスクになる恐れがあります。

澱粉のみを見れば、避けたい食物繊維は無いので、悪くはないのですが、糖質によるカロリーオーバーや、糖尿病など別のリスクがあり、デメリットもあるので、こちらも気にする必要があるということで、このような評価になりました。

澱粉は、「糖質」というのはなんとなく知っていましたが、食べ物だけではなく、いろんなところで活躍していることに驚きでした。食べ過ぎによるカロリーや糖質に注意すれば、潰瘍性大腸炎にとっては悪くないモノなので、たとえ含まれていても、安心していいかと思います。お菓子としても使えるので、うまく利用してみて下さい。

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