潰瘍性大腸炎とお正月

潰瘍性大腸炎 食事

今回は1年の始まりに向けての特別編です。

今回のテーマは

お正月

です。

1年の始まりであるお正月に、食べそうな料理を評価してみました。潰瘍性大腸炎にとっては、ほとんど食べることができないかもしれませんが、この日くらいは、多少は許してもいいのではないかと思います。あくまで、参考程度に見ていただけると幸いです。

ちなみに、おいしそうな写真が多いので注意です!

お正月に食べそうな料理

お雑煮

おせち料理

まずこれが浮かぶかと思います。ただ、具材もいろいろあるので下の方にある「おせち料理編」にまとめました。スーパーで定番の種類がパックで売られていますが、意外と種類が多いです。

餅(もち)

絶対に食べたい餅です。

茹でた餅なら消化も良く安全です。ただ、焼いた餅は焦げや硬い部分もあり、若干消化が悪いので注意してください。

また、具材と出汁を使ったお雑煮や餡子をかけたぜんざいもありますが、使用する具材には注意が必要です。根菜やキノコ、小豆などは消化が悪いので少しだけにしたり、葉っぱなどの場合は茎を入れないなど、なるべく消化の良い部分や食材を入れるようにしてください。(七味唐辛子は刺激物なので、入れないでください)

お寿司

新鮮なお魚がいっぱいで華やかです。

潰瘍性大腸炎にとっては、生は消化が悪いのと食中毒のリスクがあるため、避けた方がいいです。寒い冬の時期なので食中毒は心配はないと思われがちですが、食べる時は、暖房器具などの暖かい部屋で食べるため、若干傷みやすいです。

また、腸が弱っているため、正常な方より食中毒のリスクが高いです。再燃する恐れもあるので注意してください。ワサビやガリ(しょうが)もダメです。

すき焼き

こんな日にしか食べられない料理で、霜降りのお肉や野菜がいっぱいです。

ただ、牛肉や豚肉は脂質が高いので消化が悪く、炎症を悪化させる恐れがあります。リスクを抑えるため、鶏肉(むね肉)で我慢してください。また具材も根菜や、しらたきなど消化が悪い食材もありますので、できれば避けてください。

唯一食べられる食材と言ったら焼き豆腐でしょうか…。でも焦げた部分は消化が悪いのでやっぱり食べすぎには注意です。

カレー

おせちもいいけど…という家庭が増えているそうです。

ただ、カレーはスパイスが多く刺激物なので炎症を悪化させる恐れがあります。味は違いますがハヤシライスがお勧めです。スパイス系は入っておらず、脂質もカレーと比べて低いです。具材の工夫は必要ですが、カレーよりは安全に食べることができますのでお勧めです。

個人的にはですが、カレーよりもハヤシライスがオススメです。(正月には合わないかもしれませんが)

おせち料理編

おせち料理

いろんな食材が並ぶ豪華な料理。たくさんあるとともに、一つ一つ意味があるそうです。今回は、評価ごとにわけて並べつつ、わかる範囲で意味も調べて見ました。ほかにも何かありましたらお知らせください。

ちなみに、冷たい料理が多いのでゆっくり食べるようにしてください。

問題なし

食べ物コメント意味
小巻湯葉
こまきゆば
若干脂質は高いが栄養も高い
消化は悪くないのでOK
紅白かまぼこ
こうはくかまぼこ
脂質や食物繊維もなく消化もいい
メインはこれで
魔除け
清浄
鳴門
なると
上に同じ
かまぼこよりさらに脂質が少ない

ほどほどに

食べ物コメント意味
笹巻
ささまき
もち米のみの評価
脂質の高い具材が入っている場合は一口だけ
八ツ頭
やつがしら
里芋で消化は悪くない
若干だが食物繊維も多いのでほどほどに
子孫繁栄
家族円満
梅にんじん
うめにんじん
梅の花の形にしたニンジン
柔らかくしたモノであればOK
縁起物
楯豆腐
たてどうふ
高野豆腐は意外と脂質は高い
消化は悪くないがほどほどに
魔除け(盾)
出汁巻き卵
だしまきたまご
出汁を使ったおいしい料理
卵だけどたくさん食べなければOK
子孫繁栄
豊穣

少しだけ

食べ物コメント意味
栗金団
くりきんとん
濾(こ)してあるとはいえ消化は悪い
糖質も高いので食べすぎに注意
金運
芋金団
いもきんとん
上に同じ
こちらも食べすぎに注意
金運
鯛の姿焼き
たいのすがたやき
脂質は少ないが骨と皮は取り除いて縁起物
芽出し慈姑
めだしくわい
糖質が高い
リンが含まれていて栄養を阻害する恐れがある
縁起物
出世の願い
紅白なます
こうはくなます
少し繊維質の食材がある
酢も刺激物なので注意
平和を願い

はまぐり
少し消化が悪い夫婦円満
伊達巻
だてまき
大好き!!!!!
ただカロリーが高いので注意
学業成就
鰹の煮物
かつおのにもの
骨と皮を取り除いて身だけ
たたきや刺身など生の場合は食べないで
勝利
学業成就
鰆の幽庵焼
さわらのゆうあんやき
上に同じく身だけ食べる
花百合根甘露煮
はなゆりねかんろに
食物繊維が若干多い
糖質も高いので食べすぎに注意
子孫繁栄
無病息災
若桃の甘露煮
わかもものかんろに
食物繊維が若干多い
果物と甘く甘露煮で糖質が高いので注意
黒豆
くろまめ
薄皮もあり消化が悪い(大豆と評価は同じ)
牛蒡(ごぼう)などが入っている場合は避ける
健康祈願
精励
お多福豆
おたふくまめ
黒豆と同じ
豆のみだけど食べすぎに注意
ふくさ焼き
ふくさやき
玉子焼きにいろんな具材が入ったモノ
野菜が多いので食物繊維に注意
伊勢海老
いせえび
主役級のサイズと存在感!
消化は少し悪いので、身を少しだけ
長生き
生まれ変わり

一口だけ

食べ物コメント意味
松葉蛸煮
まつばだこに
消化が悪い
生の場合は食べない方がいい
イカの松笠焼
いかのまつかさやき
上のタコと同じ
こちらも生は食べない方がいい
田作り
たづくり
小さい魚を丸ごと食べるため、
骨などの繊維質が多いので注意
豊作祈願

あわび
消化が悪い
食べすぎに注意
昆布巻き
こんぶまき
海藻系は繊維が多い
具材によっては食べない方がいいかも
縁起物
子孫繁栄
手綱こんにゃく
たづなこんにゃく
こんにゃくは消化が悪い
鷹の爪が入っていたら避ける
良縁
夫婦円満
筍の旨煮
たけのこのうまに
繊維質が多いため消化が悪い出世
幸運
海老艶煮
くるまえびのつやに
身も消化が悪いので一口だけ
殻を綺麗に取り除くことは忘れずに
長寿
生まれ変わり

かに
こちらも身は消化が悪い
カニ味噌も避けた方がいい
ハム
はむ
脂身を取り除くか脂質が少ない
種類であれば一つ評価が下がる
生ハム
なまはむ
「生」ではないみたいですよ
ただ、ハムと同じ評価です
鰤の照り焼き
ぶりのてりやき
寒ブリは脂質が多いので食べすぎない
骨と皮はしっかり取り除く
出世
信田巻
しのだまき
具材によると思ったけど
油揚げがカロリー高い
茶巾煮
ちゃきんに
上に同じ(名前が違うだけ?)
八幡巻
とりはちまんまき
鶏はもも肉を使うため脂質が高い
中身も根菜が入るので消化が悪い
数の子
かずのこ
そのまま食べるので消化が悪い
音が無くなるほど堪能して食べるべし
子孫繁栄
いくら
いくら
ほとんど生で食べるため消化が悪い
脂質も意外と高い
たらこ
たらこ
消化が悪い
塩分が高いので注意
菊花蕪
きっかかぶ
上に鷹の爪が乗っているので食べない方がいい
また、煮ていないので、少し消化が悪いかも
縁起物
消化促進
酢だこ
すだこ
全体的に消化が悪い
食べる時はよく噛んで食べる
幸福
(多幸「たこ」)

避けた方がいい

食べ物コメント意味
たたき牛蒡
たたきごぼう
消化が悪い牛蒡(ごぼう)とゴマのタッグ
不溶性食物繊維が豊富なので注意
長寿
幸運
蓮根
れんこん
いろんな場所に潜んでいる
上と同じく不溶性食物繊維が豊富
子孫繁栄
清浄
金柑
きんかん
皮や繊維を丸ごと食べるので消化が悪い
また柑橘系は腸を刺激するので避ける
小エビ
こえび
殻ごと食べるので危険
炎症を悪化させる恐れあり
昆布巻
こんぶまき
昆布と干瓢(かんぴょう)の繊維タッグ
消化が悪いので避けた方がいい
子孫繁栄
龍皮巻
りゅうひまき
これも昆布で具材あり
具材も生の場合が多いので注意
秋刀魚の昆布巻
さんまのこんぶまき
秋刀魚バージョン
脂質が高く骨もあるので注意
子持ち昆布
こもちこんぶ
細かい卵が付いた昆布バージョン
昆布の量は少ないが油断はできない
子孫繁栄
肉の牛蒡巻
にくのごぼうまき
脂質の多い肉を使うことが多い
牛蒡(ごぼう)も食物繊維が豊富
合鴨ロース
あいがもろーす
脂質が非常に多いので脂身は取るべし
若干生を残しているので避けるべし
〆鯖
しめさば
ほとんど生で脂質も高い
食べない方がいい
小肌粟漬
こはだあわづけ
生のコハダに粟(あわ)や唐辛子を入れたもの
どれも大腸に悪そうなので避けた方がいい
縁起物
五穀豊穣
黄金松前漬
おうごんまつまえづけ
昆布やスルメなどの繊維質や生姜などの
刺激物が入っているので避けた方がいい
アサリの佃煮
あさりのつくだに
メインのアサリも消化が悪いが生姜や椎茸など
大腸に負担をかける食材が入っているので注意
陣笠椎茸
じんがさしいたけ
椎茸の中に肉などの具材が入っている
どちらも消化が悪いので注意
筑前煮
ちくぜんに
根菜類、こんにゃくなど、消化の悪いものが多い
食べるなら人参のみがいいかも
家族円満
寿留女
するめ
噛み応えがあるように消化が悪い
食べ過ぎると体調を崩す恐れがある
幸福
長寿

飲み物編

お茶

食べ物に飲み物はつきものです。おせちと同じく冷たい飲み物が多いのでなるべく常温に近い状態で飲むようにして下さい。

飲み物評価コメント
白湯
さゆ
いわゆるお湯です
恐らく最大級に安全です
麦茶
むぎちゃ
ミネラルも豊富で安全
安いのでこちらもあり
緑茶
りょくちゃ
飲むならお茶が一番!
温かくして飲むのでいい
スポーツ
ドリンク
ジュースよりはマシかも
糖質に注意
炭酸なし
ジュース
柑橘系は避けた方がいい
糖質に注意
烏龍茶
うーろんちゃ
カフェインがあるので注意
炭酸入り
ジュース
大腸を悪化させる恐れがあり
お酒アルコールはダメ絶対!

七草粥は忘れずに

七草粥

1月7日に食べるお粥です。セリ、ナズナ、ゴ(オ)ギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの七つの草を具材として食べます。ただ、揃えるのが難しいので他の草で代用は可能です。余ったもち菜や小松菜、ほうれん草など入れてもいいかと思います。

気を付けることは細かく刻むことと味付けもシンプルにして下さい。食材に関しては茎の部分は消化が悪いのでなるべく取り除くことと、味付けも塩のみ程度にするなど大腸の負担をなるべく軽減する工夫をしてください。

無病息災を願って7日に食べますが、おいしい物をいっぱい食べた胃腸を休ませる意味もあるそうです。潰瘍性大腸炎にとっても非常に大切なことでもありますのでシンプルな味付けにして忘れずに食べてください。

七草粥について調べました。(リンク:潰瘍性大腸炎と七草粥

まとめ

今回は特別編としてお正月にまつわる内容をまとめました。詳しい食材については別途書いてリンクを張る予定です。まだまだたくさんありそうなので追加も予定しています。

改めてまとめると、お正月に食べてもいい食材が少ないことがわかりましたが、定番であるお餅は、茹でれば食べられるので工夫する必要がありますが、お雑煮、おしるこは楽しめるかと思います。

こんな豪勢なおせち料理がほとんど食べることができないのが残念です。かといってせっかくの料理を見てるだけはかえってストレスが溜まります。無駄にするわけにもいきませんので、体調を管理しつつ、無理をしない程度に食べてください。

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