食感と後味が好きです。
今回のテーマは
カルパス
です。
ドライソーセージと呼ばれる、お酒のおつまみです。といっても、自分はお酒は飲めないので、おつまみではなく、おやつとしており、潰瘍性大腸炎というよりは、糖質制限のために食べています。脂質は高いイメージなので、あまり良い印象はありませんが、他のお菓子と比べて、潰瘍性大腸炎にとってどんな影響があるか調べてみました。
どんなモノ?
鶏肉・豚肉を使ったドライソーセージ
乾燥させて作られたソーセージで、独特な食感ではありますが、お肉の味があり、とても美味しいです。種類によっては、パンチのきいたモノや、辛口もありますが、こちらは、他と比べるとあまり辛い印象は無く、マイルドになっています。(個人の感想)
「サラミ」との違い
見た目はよく似ていますが、サラミは、イタリアで発祥した、ドライソーセージで、中身はほとんど変わらないそうです。よくよく考えると、ピザの具材は、カルパスではなく、サラミの理由は、ピザも同じイタリア発祥だからかもしれません。
賞味期限が長い
「ドライソーセージ」の通り、乾燥させて作られているため、保存が効くので、未開封であれば、約3カ月ほど持つそうです。一応、常温でも保存は可能ですが、暑い場所だと、脂肪分が溶けてベタベタになるそうなので、涼しい所で保存するようにしてください。(一応、冷蔵庫で保存は可能だそうです)
料理の具材としても使える
そのまま食べられる「お肉」でもあるので、火を使わないサラダの具材などに刻んで入れれば、タンパク質を含む栄養価の高い料理に仕上がります。もちろん、パンの上に乗せて、ピザ風にしたり、パスタの具材としても利用できるそうです。
不揃いだが個人的には気にならない
長さが違ったり、ソーセージの端っこみたいに、皮のみしかないレアな部分も入っていますが、味や食感などは変わらないので、形にこだわらなければ、こちらもアリだと思います。また、こちらは100円程度で購入できますが、業務用のような大量に入っているサイズも存在します。
徳用と得用の違い
パッケージに「徳用」と書いてあったので、「得用」との意味の違いを調べて見ました…が、どちらも「通常より利益が得られた(安く買えた)」という意味に変わりは無いそうです。個人的な主観も入っていますので、間違っていたらお知らせください。
得用
量を多くして安くする、いわゆる「まとめ買い」のイメージかなと思います。
徳用
商品にはならない不格好なモノを入れた、いわゆる「訳あり商品」のようなイメージかなと思います。
今回のカルパスは、量よりも、不揃いなので「徳用」と表現しているのかもしれません。
お肉がメインの栄養価
今回は、別種類のお菓子と比較してみました。
栄養素 | 1袋(28g) | 天然酵母クラッカー (1袋 6枚) | GABAミルク (5粒) | 1日の推奨量 (健康の場合) | 評価 |
---|---|---|---|---|---|
エネルギー | 115kcal | 80kcal | 58kcal | 1800~ 2200kcal | 少し高い程度 糖質があまり無いから? |
タンパク質 | 6.5g | 1.8g | 0.78g | 60~65g | 原料はお肉なので ダントツに高い |
脂質 | 7.5g | 2.2g | 3.7g | 40~60g | 上に同じ 脂質も高い |
炭水化物 | 5.3g | 13.6g | 5.3g | 小麦粉ではないので 非常に低い | |
食塩相当量 | 1.2g | 0.3g | 0.03g | 7.5g未満 | お酒のおつまみのためか こちらは若干高い |
小麦粉を使ったお菓子では無く、主にお肉が原料なので、脂質は高い割には、カロリーは低く、タンパク質が高いという、他のお菓子とは違った栄養価になっているみたいです。さらには、お酒に合うため、もしくは、長期保存のためか、塩分は若干高めになっていました。
血糖値が気になる方には、悪くないですが、脂質や塩分がとにかく高いので、避けないといけない栄養価の優先度と相談しながら食べる必要があります。
潰瘍性大腸炎の影響
大腸に負担をかける要因が多いかも
原料はお肉であるため、脂質が高いこと、さらには、香辛料なども使用しているため、体調を崩したり、悪化させるリスクは高いです。そのため、体調が悪い場合は、避けるか、工夫して食べる必要があります。
シェアして食べる
通常よりもコストを抑えるためか、一つずつ梱包されていないため、一度開封したらすぐに食べる必要があります。ただ、脂質が高く、場合によっては体調を崩す恐れがあるので、シェアして食べるなど、工夫する必要があります。
低カロリーで高タンパク
脂質は高いですが、糖質があまりないためなのか、カロリーは思った以上に低く、原料は肉なので、タンパク質は高いです。ただ、これでタンパク質を摂取するには、先ほど書いたようにリスクは高いので、体調がすぐれない場合は避けたほうがいいです。
評価
Good評価(多いほど良い評価です)
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
栄養 価値 | 低カロリーで高タンパク質 ただ、脂質と塩分は高め | |
料理の 種類 | そのままでも使えるので、サラダにもいける 炒め物にもあり。 | |
消化の 良さ | 脂質が高いため、全体的に消化は悪い 食べる量に気を付ける |
Bad評価(多いほど悪い評価です)
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
料理の 手間 | そのままでも食べられるので、すぐに使える ゴミは少ない | |
再燃 しやすさ | 脂質や刺激物などがやや多め 炎症中は避けた方がいいかも | |
その他の 危険 | 脂質と塩分過多に注意 気になる方は避けた方がいいかも |
簡潔に言うと
- お肉なので、低糖質で、高タンパク
- 不揃いではあるが、駄菓子感覚の値段で購入できる
- 脂質や刺激物など、リスクになる要素は多いので注意
まとめ
総合評価: 食べない方がいいかも
「お菓子」というよりは「おかず」みたいな感じのモノで、小麦粉を原料とした菓子と比べると、糖質は低く、なによりタンパク質が豊富です。また、1袋当たりのカロリーは思った以上に低いので、悪く無いのではないかと思いました。
ただ、脂質は思った以上に高く、お肉でもあるので、体調を崩す恐れがあり、悪化のリスクはあります。また、刺激物もあるので、全体的に大腸の負担は大きく、食べ過ぎると、再燃のリスクもあるので、油断できません。
あまり辛くなかったので、安定してきたらいいかなと、思っていましたが、悪化、再燃のリスクが少し高いことと、タンパク質であれば、別の方法で摂取もできるので、無理に食べる必要は無く、また、お酒が飲みたくなるような味付けになっており、こちらもリスクにつながるので、このような評価になりました。
潰瘍性大腸炎として食べるのは難しい結果となりましたが、糖質制限をしている自分にとっては、悪く無いのではないかと思います。といっても、食べ過ぎによる悪化のリスクはありますので、寛解生活の継続と、糖質制限の両立をするため、これからも利用していこうと思います。
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