一人暮らしの時は、大変お世話になりました。
今回のテーマは
パスタ
です。
主食シリーズの1つで、麺とたくさん種類のあるソースを合わせれば、本格的な食事を楽しむことができます。また、麺もいろんな形をしており、おなじみのロングパスタをはじめ、マカロニやペンネなど面白い形をしたモノまであり、用途によって使い分けることができる便利な食材です。そんなパスタについて調べてみました。
簡単で本格的な料理になる
麺は鍋で茹で、ソースは温めるだけで、非常に簡単に作ることができます。最近は、ソースが非常に美味しく、お店に行かなくても、本格的な味を楽しむことができるので、潰瘍性大腸炎にとっては、最高の食事になるのではないかと思います。
アレンジしやすい
麺類なので、トッピングしやすく、いろんな食材も合うので、美味しくて栄養満点のパスタを作ることが可能です。また、温かいだけではなく、冷たいパスタも作ることが可能なので、季節問わず、活躍してくれます。
市販のソースでも、食材を組み合わせることで、オリジナルで簡単に美味しい食事になるので、オススメです。
サラダとしても使える
パスタをサラダ感覚で使用することが可能です。パスタ単体では、栄養価は低いですが、卵や野菜など、栄養価の高い食材と一緒に食べることで、補うことが可能です。
ドレッシングも工夫次第では、大腸にやさしいモノが出来上がるので、ぜひ挑戦してみてください。
大腸に負担の大きいソースが多い
かけるだけのソースは、クリームなどの脂質が多かったり、お肉などの動物性、キノコなどの食物繊維などもあり、大腸に負担をかける恐れがあります。麺の消化は良いですが、ソースに悪化のリスクがあるので、購入する際は注意してください。
糖質が高い
ご飯やパンと同じく、炭水化物(糖質)が多いです。そして、食物繊維がほとんどないので、「栄養成分表示」に記載されている炭水化物は、ほとんど糖質となります。
主食でも行けるパスタではありますが、食べ過ぎに注意してください。
料理する場合
気持ち長くゆでる
麺は基本的に、アルデンテ(歯ごたえがある程度の柔らかさ)が理想ではありますが、柔らかくすることで、若干消化が良くなります。といっても、パスタは食感も大事なので、こちらは、好みや体調に合わせて茹でるようにしてください。
使用するソースの原材料名を確認する
パスタにかけるソースは、ミートソースをはじめ、カルボナーラ、ペペロンチーノなど、多くありますが、これらは、大腸に大きく負担させてしまう成分が入っている恐れがあります。クリームなどに含まれる脂質をはじめ、鷹の爪やコショウなどの刺激物、キノコや海苔(海藻)などの食物繊維など、注意しないといけない食材が多く含まれている場合もあります。
そのため、購入前に、必ず原材料名を確認してください。
麺にも食物繊維が含まれている場合がある
市販で売られているパスタに、糖質・カロリーカットされた健康志向のパスタも何種類か見つけました。中身を見ると、小麦粉以外にも、蒟蒻(こんにゃく)などが練り込まれており、非常にヘルシーな麺になっています。
ただ、これらの麺は、通常のパスタよりも食物繊維が多いため、消化が悪く、大腸に負担をかける恐れがあるので、食べないようにしてください。
出汁を使ったスープパスタがオススメ
パスタにかけるソースではなく、出汁(だし)を使ったスープ系が個人的にはオススメです。脂質が少なく、スープの効果で、麺も若干柔らかくなるため、大腸にやさしいパスタになるかと思います。
ただ、市販の場合は、キノコが入ったり、スパイスなどの刺激物も入っている恐れがあるので、こちらも注意が必要です。
その他の注意点
使用する調味料に注意
油やコショウなどの味付けの際は、入れすぎに注意してください。
よく噛む
少しでも消化を良くするためによく噛んでください。
少しずつ食べる
スルスルと食べてしまいがちなので、注意してください。
評価
Good評価(多いほど良い評価です)
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
栄養 価値 | ご飯やパンなどと同じく活力になる ただ、糖質も同様に多いので注意 | |
料理の 種類 | いろんな具材に合い、季節問わず使える ソースだけでも、かなりの種類がある | |
消化の 良さ | 食物繊維がほとんどないので消化が良い ただ、油を使ったり、咀嚼(そしゃく)が疎かになりがち |
Bad評価(多いほど悪い評価です)
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
料理の 手間 | 麺を茹でて、ソースを温めるだけで作れる 本格的な味に仕上がる | |
再燃 しやすさ | 基本的に麺のみで食べることが少ないので、ソースアリを想定 場合によっては、リスクが高くなるので注意 | |
その他の 危険 | 糖質が高いので注意 また、ソースによっては、カロリーも高くなる |
まとめ
総合評価: 少しだけ 脂質には注意
主食としても十分に発揮することができ、しかも、本格的な味を家で楽しめるのは、潰瘍性大腸炎にとっては、非常にありがたい食材です。また、麺なので、アレンジもしやすく、季節問わず活躍してくれるのもうれしいです。
ただ、麺は、小麦粉が主な原料のため、他の主食と同じように、糖質が多いです。また、基本的にソースや具材が必要の料理なので、場合によっては、脂質などが高くなったり、刺激物なども含まれる可能性があり、大腸に負担をかけ、悪化させるリスクもあります。
麺だけ見ると、消化は良く、さらに手間もかかりません。それなのに、本格的な味に仕上がるので、高い評価にしたいところですが、麺以外に注意する点も多く、場合によっては、悪化などのリスクもあるので、このような評価になりました。
可もなく不可もなくといった評価ではありますが、個人的には、外の飲食店に行かなくても、食事を楽しくできるパスタは、大いに利用してもいいかと思います。というのも、移動中や周りを気にしながら行くトイレの心配も無く、落ち着いた環境で、美味しい食事が楽しめるパスタは、非常に貴重であり、この生活を乗り越えるために、活躍してくれる頼もしい食材です。
大腸の負担に気を付ける必要はありますが、潰瘍性大腸炎生活を美味しく楽しくさせるために、積極的に利用してみてください。
コメント